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八村塁とダルビッシュ有の豪華対談が実現!尊敬する先輩を前に、幼少時代の“メジャー級”エピソードを明かす

秋山裕之

2020.01.21

4試合ぶりの勝利を飾ったウィザーズ。ケガからの復帰を目指す八村は試合前に軽い練習を行なった。(C)REUTERS/AFLO

 1月20日(日本時間21日、日付は以下同)。アメリカはマーティン・ルーサー・キングJr.デーという祝日を迎え、14試合が行なわれた。

 ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナでデトロイト・ピストンズと対戦し、106-100で勝利して連敗を3でストップさせた。

「今夜はディフェンス面が良かったね。相手にタフショットを打たせたし、オフェンシブ・リバウンドも抑えることができた」

 スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)が試合を振り返ったように、この日のウィザーズはピストンズをフィールドゴール成功率42.7%(38/89)に抑え込む好ディフェンスが光った。デリック・ローズ(21得点)には9試合連続となる20得点以上を奪われたものの、ゲイリー・ペイトン二世、トロイ・ブラウンJr.が粘り強い守備で対抗。ローズのフィールドゴール成功率を38.1%(8/21)、3ポイント成功率20%(1/5)に封じ込め、十分な仕事をさせなかった。
 
 現在イースタン・カンファレンス12位(14勝28敗)のウィザーズは、プレーオフ出場圏内にいる8位のブルックリン・ネッツ(18勝24敗)と4.0ゲーム差、7位のオーランド・マジック(21勝23敗)とは6.0ゲーム差。終盤戦に向けて激しい順位争いが予想される現状を、ブルックスHCは冷静に分析している。

「試合は見ているし、順位表もチェックしている。でもそのことについて話したりはしない。我々は毎試合、向上できるようにトライしているんだ。第7、8シードの戦績は今のところいいものではない。でも私はどこかのチームがサプライズ的に順位を一気に上げると見ている」

 昨季までのキャリア7シーズンのうち4度プレーオフに出場しているビールも、「(プレーオフ進出は)俺のゴール。俺たちにとって、毎日意識していること。脳裏にあるんだ」と口にしており、今後の巻き返しを誓っていた。

 一方、昨年12月中旬から欠場が続いている八村塁の下には、思わぬゲストが駆け付けた。MLBシカゴ・カブスのダルビッシュ有だ。