昨夏のオフには、12年間NBAでプレーしたエバン・フォーニエがギリシャのオリンピアコスへ、彼と同じフランス代表のガード、フランク・ニリキナはセルビアのパルチザン、そして2015年のドラフト8位指名でデトロイト・ピストンズに入団したフォワードのスタンリー・ジョンソンもトルコのアナドール・エフェスに入団と、アメリカからヨーロッパへ戦いの場を移す選手が増えている。
そして1月14日、レアル・マドリーは、昨季までブルックリン・ネッツに所属していたポイントガードのデニス・スミスJr.を獲得したことを発表した。フィラデルフィア・セブンティシクサーズでNBA復帰を果たしたガーション・ヤブセレなど、主力選手の離脱でシーズン前半はエンジンがかかりきっていなかったレアルにとって、ここから追い上げを図る上での重要な戦力として迎えられた形だ。
2017年のNBAドラフトでダラス・マーベリックスから9位指名を受けてデビューしたスミスJr.は、初年度からスターティングガードに定着し、デビュー戦でさっそく16得点&10アシストとダブルダブル、12月にはリーグ歴代6人目の若さでトリプルダブル(21得点、10アシスト、10リバウンド)を達成。シーズンを通して安定して2桁得点を叩き出し、平均15.2点、5,2アシストという数字で、新人王投票では5位、オールルーキー2ndチームにも選出される幸先のいいスタートを切った。
翌シーズンの1月にニューヨーク・ニックスへトレードされたあとも、キャリアハイの31得点をマークするなど好調を持続したが、2020-21シーズンにトム・シボドーがヘッドコーチに就任すると、雲行きが暗転。彼の固定ロスターから外れて、プレータイムが激減してしまったのだった。報道によれば、コートに立つ時間を獲得すべく、スミスJr.自らGリーグ行きを志願したというが、結局シボドーHCの下では3試合に出場したのみで、2月にピストンズにトレードされた。
その後もポートランド・トレイルブレイザーズ、シャーロット・ホーネッツとシーズンごとに所属先が変わり、昨シーズンはブルックリン・ネッツの控えガードとなっていた。しかし平均約19分のプレータイムで9.7点、4.2アシストというのは、効率としては決して悪くない数字だ。
そして1月14日、レアル・マドリーは、昨季までブルックリン・ネッツに所属していたポイントガードのデニス・スミスJr.を獲得したことを発表した。フィラデルフィア・セブンティシクサーズでNBA復帰を果たしたガーション・ヤブセレなど、主力選手の離脱でシーズン前半はエンジンがかかりきっていなかったレアルにとって、ここから追い上げを図る上での重要な戦力として迎えられた形だ。
2017年のNBAドラフトでダラス・マーベリックスから9位指名を受けてデビューしたスミスJr.は、初年度からスターティングガードに定着し、デビュー戦でさっそく16得点&10アシストとダブルダブル、12月にはリーグ歴代6人目の若さでトリプルダブル(21得点、10アシスト、10リバウンド)を達成。シーズンを通して安定して2桁得点を叩き出し、平均15.2点、5,2アシストという数字で、新人王投票では5位、オールルーキー2ndチームにも選出される幸先のいいスタートを切った。
翌シーズンの1月にニューヨーク・ニックスへトレードされたあとも、キャリアハイの31得点をマークするなど好調を持続したが、2020-21シーズンにトム・シボドーがヘッドコーチに就任すると、雲行きが暗転。彼の固定ロスターから外れて、プレータイムが激減してしまったのだった。報道によれば、コートに立つ時間を獲得すべく、スミスJr.自らGリーグ行きを志願したというが、結局シボドーHCの下では3試合に出場したのみで、2月にピストンズにトレードされた。
その後もポートランド・トレイルブレイザーズ、シャーロット・ホーネッツとシーズンごとに所属先が変わり、昨シーズンはブルックリン・ネッツの控えガードとなっていた。しかし平均約19分のプレータイムで9.7点、4.2アシストというのは、効率としては決して悪くない数字だ。
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