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2021年の“ドラ2”が覚醒!ロケッツのグリーンがキャリア2度目の週間MVP、アデトクンボは通算25回目の戴冠|NBA第13週

ダンクシュート編集部

2025.01.21

第13週のMVPに選ばれたバックスのアデトクンボ(左)とロケッツのグリーン(右)。(C)Getty Images

 現地時間1月20日、NBAが今季第13週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、ウエスタン・カンファレンスからヒューストン・ロケッツのジェイレン・グリーンが選出された。

 1月13日(月)から19日(日)の期間中、4試合に出場したアデトクンボは平均32.0点、12.5リバウンド、6.5アシストをマーク。チームを期間中全勝に導き、第5週に続く今季2回目、キャリア通算25回目の週間MVPに輝いた。

 バックスを牽引する30歳のスーパースターは、この週の4試合を通じてフィールドゴール成功率66.7%(50/75)、3度の30得点&10リバウンド以上と文句なしの働きを披露。14日のサクラメント・キングス戦では33得点、11リバウンド、13アシストで今季5度目(通算50回目)のトリプルダブルを達成した。

 今季は開幕10試合で2勝8敗とスタートダッシュに失敗したバックスだが、直近8試合で7勝をあげるなど復調。20日時点で24勝17敗のイースト4位、アデトクンボはリーグ1位タイの平均31.5点、同5位の12.0リバウンドと浮上の原動力となっている。
 
 一方、ロケッツの期間中3勝1敗に貢献したグリーンは、平均32.5点、3.5リバウンド、3.5アシスト、フィールドゴール成功率60.6%(43/71)、3ポイント成功率63.3%(19/30)、フリースロー成功率96.2%(25/26)と抜群の得点力を発揮。昨年3月以来、通算2回目の受賞となった。

 2021年ドラフト全体2位指名の22歳は、ウエスト上位対決となった13日のメンフィス・グリズリーズ戦で今季最高のパフォーマンスを披露。3ポイント6本中5本成功を含むフィールドゴール成功率72.2%(13/18)で自己最多タイの42得点を叩き出し、2点差での勝利の立役者となった。

 さらに続く15日のデンバー・ナゲッツ戦では30分未満(29分36秒)の出場で34得点、22点差で大勝した18日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では第3クォーターまでの出場で26得点をマークした。

 週明けの20日に記録は途絶えたものの、グリーンは2025年に入って自己最長となる9試合連続で20得点以上(平均29.8点)、8試合連続で3ポイント4本以上成功と得点を量産。チームも現在28勝14敗でウエスト2位をキープしている。

構成●ダンクシュート編集部

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