現地時間1月29日(日本時間30日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスは敵地スムージーキング・センターへ乗り込み、ニューオリンズ・ペリカンズ相手に137-136で勝利。今季成績をウエスタン・カンファレンス8位の26勝22敗(勝率54.2%)とした。
2連勝のマブズはPJ・ワシントンが25得点、14リバウンド、8アシスト、カイリー・アービングが25得点、9リバウンド、6アシスト、ダニエル・ギャフォードが22得点、12リバウンド、4ブロックと躍動。さらにクレイ・トンプソンが6本の3ポイントを含む20得点、クエンティン・グライムズが17得点、3スティール、スペンサー・ディンウィディーが11得点、7アシストで勝利に貢献した。
NBAでは明日30日に「オールスターゲーム2025」のリザーブ枠選手が発表される。ヘッドコーチ(HC)たちの投票によって各カンファレンス7名の計14名が選ばれるが、マブズのジェイソン・キッドHCはペリカンズ戦前の会見で、自軍のルカ・ドンチッチとアービングを猛プッシュした。
「ルカとカイは、我々のチームのオールスター。このチームのMVPでもある。カイはリーダーシップも発揮している。スタッツもそうだし、このチームでこなしていることは間違いなくオールスター級だ」
ドンチッチは2年目の2020年から昨年まで5年連続でオールスターに選ばれ、アービングは昨季までの13シーズンで8度の球宴出場を飾っている。
ドンチッチは今季も平均28.1点、8.3リバウンド、7.8アシスト、2.00スティールと例年通りのハイスタッツを記録。ただし、昨年末のクリスマスゲームで左ふくらはぎを負傷後まだ復帰できておらず、出場は48試合中22試合にとどまっているのがネックだ。
一方のアービングは、ここまで38試合に出場して平均24.2点、4.6リバウンド、4.9アシスト、1.24スティールをマーク。フィールドゴール成功率48.2%、3ポイント成功率41.9%(平均2.9本成功)、フリースロー成功率89.7%と高いシュート力を発揮している。
23日に発表されたウエストのガード部門のスターター枠は、オクラホマシティ・サンダーで活躍する今季MVP有力候補のシェイ・ギルジャス・アレキサンダーと、球宴の舞台チェイス・センターをホームとするゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーの2人。
リザーブ候補にはミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズ、ロサンゼルス・クリッパーズのジェームズ・ハーデンとノーマン・パウエル、サクラメント・キングスのディアロン・フォックス、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーなど、好選手揃いのウエストだけに、マブズが誇るバックコートデュオが選ばれる保証はない。
それでも、指揮官のアービングへの厚い信頼は揺るがないようだ。キッドHCは在籍3年目でリーダーシップを発揮する32歳のベテランを改めて絶賛した。
「チームメイトたちへ見せる彼のエナジーや自信、前向きさは、我々にとってものすごく重要なんだ。このチームの選手たちはそれに支えられていると思う。冷静さ、点を取るべき時間帯を把握する能力も素晴らしい。
我々は多くのことを求めてきたが、彼が『ノー』と言ったことは一度もない。多くの試合を経験し、彼はチャンピオンシップを勝ち獲ることの重要さを熟知している。彼がこのチームにいてくれて、我々はラッキーだね」
はたして、今年のオールスターゲームの出場者はどんな顔ぶれになるのか。上記のほかにもジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)やジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)といった初出場候補がいるだけに、注目したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
2連勝のマブズはPJ・ワシントンが25得点、14リバウンド、8アシスト、カイリー・アービングが25得点、9リバウンド、6アシスト、ダニエル・ギャフォードが22得点、12リバウンド、4ブロックと躍動。さらにクレイ・トンプソンが6本の3ポイントを含む20得点、クエンティン・グライムズが17得点、3スティール、スペンサー・ディンウィディーが11得点、7アシストで勝利に貢献した。
NBAでは明日30日に「オールスターゲーム2025」のリザーブ枠選手が発表される。ヘッドコーチ(HC)たちの投票によって各カンファレンス7名の計14名が選ばれるが、マブズのジェイソン・キッドHCはペリカンズ戦前の会見で、自軍のルカ・ドンチッチとアービングを猛プッシュした。
「ルカとカイは、我々のチームのオールスター。このチームのMVPでもある。カイはリーダーシップも発揮している。スタッツもそうだし、このチームでこなしていることは間違いなくオールスター級だ」
ドンチッチは2年目の2020年から昨年まで5年連続でオールスターに選ばれ、アービングは昨季までの13シーズンで8度の球宴出場を飾っている。
ドンチッチは今季も平均28.1点、8.3リバウンド、7.8アシスト、2.00スティールと例年通りのハイスタッツを記録。ただし、昨年末のクリスマスゲームで左ふくらはぎを負傷後まだ復帰できておらず、出場は48試合中22試合にとどまっているのがネックだ。
一方のアービングは、ここまで38試合に出場して平均24.2点、4.6リバウンド、4.9アシスト、1.24スティールをマーク。フィールドゴール成功率48.2%、3ポイント成功率41.9%(平均2.9本成功)、フリースロー成功率89.7%と高いシュート力を発揮している。
23日に発表されたウエストのガード部門のスターター枠は、オクラホマシティ・サンダーで活躍する今季MVP有力候補のシェイ・ギルジャス・アレキサンダーと、球宴の舞台チェイス・センターをホームとするゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーの2人。
リザーブ候補にはミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズ、ロサンゼルス・クリッパーズのジェームズ・ハーデンとノーマン・パウエル、サクラメント・キングスのディアロン・フォックス、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーなど、好選手揃いのウエストだけに、マブズが誇るバックコートデュオが選ばれる保証はない。
それでも、指揮官のアービングへの厚い信頼は揺るがないようだ。キッドHCは在籍3年目でリーダーシップを発揮する32歳のベテランを改めて絶賛した。
「チームメイトたちへ見せる彼のエナジーや自信、前向きさは、我々にとってものすごく重要なんだ。このチームの選手たちはそれに支えられていると思う。冷静さ、点を取るべき時間帯を把握する能力も素晴らしい。
我々は多くのことを求めてきたが、彼が『ノー』と言ったことは一度もない。多くの試合を経験し、彼はチャンピオンシップを勝ち獲ることの重要さを熟知している。彼がこのチームにいてくれて、我々はラッキーだね」
はたして、今年のオールスターゲームの出場者はどんな顔ぶれになるのか。上記のほかにもジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)やジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)といった初出場候補がいるだけに、注目したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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