現地時間３月10日、NBAが今季第20週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからアトランタ・ホークスのトレイ・ヤング、ウエスタン・カンファレンスからオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーが選出された。

　３月３日（月）から９日（日）の期間中、４試合に出場したヤングは平均24.5点、2.8リバウンド、13.0アシストをマーク。チームの３勝１敗に貢献し、第16週に続く今季２回目、通算９回目の週間MVPに輝いた。

　26歳のオールスターガードは、この週にリーグ断トツとなる52本のアシストを記録。３日のメンフィス・グリズリーズ戦で12得点、15アシストをあげると、６日のインディアナ・ペイサーズ戦では22得点、16アシストで勝利に導き、１シーズンにおける15アシスト以上の試合数（14）でフランチャイズ記録を樹立した。

　ホークスは現在31勝34敗でイースト７位。プレーオフに自動進出できる６位までは５ゲーム差をつけられているが、シーズン平均23.8点、リーグ１位の11.5アシストをマークするヤングを中心に好調の波に乗っている。
  　そのヤングと同じ2018年ドラフト組のギルジャス・アレキサンダーは、３試合で平均44.0点、5.0リバウンド、6.7アシストと圧巻の活躍を披露。サンダーを期間中全勝に導き、今季２回目、通算６回目の受賞となった。

　カナダ代表の26歳はこの週、３試合連続で40得点超え、フィールドゴール成功率54.0％（47／87）、３ポイント成功率40.0%（10／25）、フリースロー成功率100％（28／28）とコートを支配。

　３日のヒューストン・ロケッツ戦で今季４度目の50点超えとなる51得点を叩き出すと、続くグリズリーズ戦で41得点、今季２度目の欠場を挟んで迎えた９日のデンバー・ナゲッツ戦では40得点、３ブロックと攻守に輝き、24点差勝利の立役者となった。

　前週を含め７連勝を飾ったサンダーは、53勝12敗でウエスト首位を快走。週明けのナゲッツとの連戦２日目に敗れて連勝は止まったものの、リーグトップの平均32.7点を記録するギルジャス・アレキサンダーに率いられ、球団史上最多ペースで勝ち星を積み上げている。

構成●ダンクシュート編集部

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