NBAのレギュラーシーズンは通常各チーム82試合。これまで数々の強豪チームが歴史に名を刻んできたなかで、70勝以上をあげたのはわずか2チームしか存在しない。しかし今季、オクラホマシティ・サンダーがその挑戦権を手にしている。
現地3月26日時点で、サンダーは60勝12敗。すでにウエスタン・カンファレンスの1位を確定させており、オクラホマシティ移転後の球団最多勝利数にも並んでいる。
残りはちょうど10試合。すべて勝利することができれば、マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペン、デニス・ロッドマンらを擁した1995-96シーズンのブルズ、歴代最多の73勝をあげた2015-16シーズンのウォリアーズに続き、史上3チーム目の“70勝クラブ”入りを果たすことになる。
昨季時点の歴代勝利数ランキングは以下の通りだ。
■NBAシーズン勝利数ランキング
※1966-67シーズンは81試合制(その他の掲載シーズンは82試合)。
*付きは同年のプレーオフで優勝。
1位:73勝9敗/ゴールデンステイト・ウォリアーズ|2015-16
2位:72勝10敗/シカゴ・ブルズ|1995-96*
3位:69勝13敗/シカゴ・ブルズ|1996-97*
3位:69勝13敗/ロサンゼルス・レイカーズ|1971-72*
5位:68勝13敗/フィラデルフィア・76ers|1966-67*
6位:68勝14敗/ボストン・セルティックス|1972-73
7位:67勝15敗/ゴールデンステイト・ウォリアーズ|2016-17*
7位:67勝15敗/サンアントニオ・スパーズ|2015-16
7位:67勝15敗/ゴールデンステイト・ウォリアーズ|2014-15*
7位:67勝15敗/ダラス・マーベリックス|2006-07
7位:67勝15敗/ロサンゼルス・レイカーズ|1999-2000*
7位:67勝15敗/シカゴ・ブルズ|1991-92*
7位:67勝15敗/ボストン・セルティックス|1985-86*
今季のサンダーは故障者を出しながらも安定して白星を重ね、連敗は開幕直後の昨年11月に1度しただけ。オールスター明けの2月26日以降は7連勝したのち、1敗を挟んで現在も7連勝中と、直近15試合で14勝と無類の強さを誇っている。
残りのスケジュールも、10試合中6試合がホームで戦える上、終盤のアウェー3連戦はすべて勝率5割以下のチームが相手と、全勝も決して不可能な話ではない。
一方で、プレーオフの第1シードが確定しているチームとしては、残りの期間で無理に勝ちを狙いに行く必要がないのも事実。2016年のウォリアーズをはじめ、上のランキングに入っているチームが必ずしも優勝しているわけではないように、肝心なのはプレーオフの結果であり、レギュラーシーズンのラスト数試合は主力を休ませる可能性もある。
いずれにせよ、球団記録の64勝(シアトル・スーパーソニックス時代の1995-96シーズン)の更新は濃厚で、最終的に上記のランキングにも名を連ねる見込みは十分。歴史的強さを見せるサンダーの結末に注目だ。
【サンダー 今季残りスケジュール】
※カッコ内は日本時間、@=アウェーゲーム。
3月27日(28日9:00~)vsグリズリーズ
3月29日(30日9:00~)vsペイサーズ
3月31日(4月1日9:00~)vsブルズ
4月2日(3日10:30~)vsピストンズ
4月4日(5日9:00~)@ロケッツ
4月6日(7日4:30~)vsレイカーズ
4月8日(9日9:00~)vsレイカーズ
4月9日(10日11:00~)@サンズ
4月11日(12日10:30~)@ジャズ
4月13日(14日4:30~)@ペリカンズ
構成●ダンクシュート編集部
現地3月26日時点で、サンダーは60勝12敗。すでにウエスタン・カンファレンスの1位を確定させており、オクラホマシティ移転後の球団最多勝利数にも並んでいる。
残りはちょうど10試合。すべて勝利することができれば、マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペン、デニス・ロッドマンらを擁した1995-96シーズンのブルズ、歴代最多の73勝をあげた2015-16シーズンのウォリアーズに続き、史上3チーム目の“70勝クラブ”入りを果たすことになる。
昨季時点の歴代勝利数ランキングは以下の通りだ。
■NBAシーズン勝利数ランキング
※1966-67シーズンは81試合制(その他の掲載シーズンは82試合)。
*付きは同年のプレーオフで優勝。
1位:73勝9敗/ゴールデンステイト・ウォリアーズ|2015-16
2位:72勝10敗/シカゴ・ブルズ|1995-96*
3位:69勝13敗/シカゴ・ブルズ|1996-97*
3位:69勝13敗/ロサンゼルス・レイカーズ|1971-72*
5位:68勝13敗/フィラデルフィア・76ers|1966-67*
6位:68勝14敗/ボストン・セルティックス|1972-73
7位:67勝15敗/ゴールデンステイト・ウォリアーズ|2016-17*
7位:67勝15敗/サンアントニオ・スパーズ|2015-16
7位:67勝15敗/ゴールデンステイト・ウォリアーズ|2014-15*
7位:67勝15敗/ダラス・マーベリックス|2006-07
7位:67勝15敗/ロサンゼルス・レイカーズ|1999-2000*
7位:67勝15敗/シカゴ・ブルズ|1991-92*
7位:67勝15敗/ボストン・セルティックス|1985-86*
今季のサンダーは故障者を出しながらも安定して白星を重ね、連敗は開幕直後の昨年11月に1度しただけ。オールスター明けの2月26日以降は7連勝したのち、1敗を挟んで現在も7連勝中と、直近15試合で14勝と無類の強さを誇っている。
残りのスケジュールも、10試合中6試合がホームで戦える上、終盤のアウェー3連戦はすべて勝率5割以下のチームが相手と、全勝も決して不可能な話ではない。
一方で、プレーオフの第1シードが確定しているチームとしては、残りの期間で無理に勝ちを狙いに行く必要がないのも事実。2016年のウォリアーズをはじめ、上のランキングに入っているチームが必ずしも優勝しているわけではないように、肝心なのはプレーオフの結果であり、レギュラーシーズンのラスト数試合は主力を休ませる可能性もある。
いずれにせよ、球団記録の64勝(シアトル・スーパーソニックス時代の1995-96シーズン)の更新は濃厚で、最終的に上記のランキングにも名を連ねる見込みは十分。歴史的強さを見せるサンダーの結末に注目だ。
【サンダー 今季残りスケジュール】
※カッコ内は日本時間、@=アウェーゲーム。
3月27日(28日9:00~)vsグリズリーズ
3月29日(30日9:00~)vsペイサーズ
3月31日(4月1日9:00~)vsブルズ
4月2日(3日10:30~)vsピストンズ
4月4日(5日9:00~)@ロケッツ
4月6日(7日4:30~)vsレイカーズ
4月8日(9日9:00~)vsレイカーズ
4月9日(10日11:00~)@サンズ
4月11日(12日10:30~)@ジャズ
4月13日(14日4:30~)@ペリカンズ
構成●ダンクシュート編集部
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