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NBA

河村勇輝が16得点&5アシスト、NBA経験者相手の堅守で勝利に貢献!Gリーグは残り1試合<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.03.28

NBAで1試合50得点を奪ったこともあるフリン(左)とマッチアップした河村。見事に勝利に導いた。(C)Getty Images

NBAで1試合50得点を奪ったこともあるフリン(左)とマッチアップした河村。見事に勝利に導いた。(C)Getty Images

 現地時間3月27日、NBAメンフィス・グリズリーズと2WAY契約を結ぶ河村勇輝は傘下のGリーグチーム、メンフィス・ハッスルの一員として、ホームのオースティン・スパーズ(サンアントニオ・スパーズ傘下)戦に先発出場。16得点、5アシストをマークし、113-102の勝利に貢献した。

 この日の河村はNBAでも5年の実績を誇る26歳のマラカイ・フリンと主にマッチアップ。開始早々のミドルシュートは外したものの、第1クォーター残り7分35秒には巧みなパスフェイクから3ポイントを成功させる。

 一度ベンチに退いて迎えた第2クォーターはフリンにパスをスティールされ、守備でもファウルを与えてしまうなど苦戦を強いられたが、バックコートから相手に張り付く足を使ったディフェンスで対抗する。
 
 52-54の2点ビハインドでスタートした後半、チームは逆転に成功すると河村も第3クォーター残り9分22秒に3ポイントで加勢。直後にはピック&ロールからの好パスでこの日2つ目のアシストを記録した。

 1点ビハインドで迎えた第4クォーターは、開始20秒に自らのドライブで得たフリースローを沈めて逆転に導くと、直後の守備では相手の8秒バイオレーションを誘い、さらにプルアップジャンパーを決めて存在感を発揮。

 残り8分9秒にもフリースローライン付近からのシュートを決めると、速攻でのアシスト、守備でもゴール下で相手のボールを弾く好プレーを炸裂。直近の試合では接戦の終盤にベンチへ下げられることも多かったが、この日は一度交代後も再度コートに送られ、残り1分5秒にリードを8点に広げる速攻のレイアップを決めて勝利を手繰り寄せた。

 接戦を制したハッスルは先発5人を含む7選手が2桁得点を記録。河村は31分の出場で16得点(フィールドゴール5/11、3ポイント2/3、フリースロー3/3)、2リバウンド、5アシスト、1ブロックの成績。守備での貢献も光り、出場時の+/-は圧巻の+27を記録した。

 14勝19敗のウエスタン・カンファレンス12位(15チーム中)ですでにプレーオフ進出の可能性が消滅したハッスルは今季残り1試合。最終戦は29日(日本時間30日)、ホームでメキシコシティ・カピタネスと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

【画像】グリズリーズと2WAY契約を締結!日本人4人目のNBA選手へと突き進む河村勇輝!
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