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桜木花道の“下手投げフリースロー”のモデル、リック・バリーが原作と初邂逅!「ぜひ日本に来て」「井上先生と対談してほしい」とファン興奮<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.03.30

桜木の下手投げフリースローのモデルとなったバリー。キャリア通算成功率はNBA歴代4位の90.0%を誇る。(C)Getty Images

桜木の下手投げフリースローのモデルとなったバリー。キャリア通算成功率はNBA歴代4位の90.0%を誇る。(C)Getty Images

 3月28日、NBAゴールデンステイト・ウォリアーズの日本語公式アカウントが、Xに1本の動画を投稿した。

 40秒ほどの動画には、かつて同球団に所属したレジェンド、リック・バリーが登場。この日81歳の誕生日を迎えた同氏に、日本のバスケ漫画のあるワンシーンを見てもらうという日本ファン向けの内容となっている。

 バリーはNBAで新人王(1966年)や得点王(1967年)、8度のオールスターに選ばれた名フォワードで、1975年にはウォリアーズを創設3度目の優勝に導いた立役者。その実力もさることながら、彼の名を世界中に知らしめたのが、バスケットボールでは珍しい下手投げのフリースローだ。

 下手投げのフリースローと言えば、日本が誇るバスケ漫画の金字塔『スラムダンク』で主人公の桜木花道が披露したことでお馴染みだ。作中の初披露シーンでは作者・井上雄彦氏の解説によりバリーのことにも触れられているが、今回はまさにその一コマと本人が“初邂逅”する歴史的な瞬間が実現している。
 
 撮影スタッフから原作の該当ページを手渡されたバリーは、笑顔を爆発させ「気に入ったよ」とご満悦の様子。「ヒザを開きすぎなように見えるけどね。私のフォームはヒザがまっすぐだから。でも手をボールに置く位置や腕の位置も素晴らしいよ」と、すぐに桜木のフォームを細かく分析してみせた。

 最後に「ぜひ私を日本に呼んでくれないかな。日本には1988年のソウルオリンピック(※自身はすでに現役引退後)の時に空港で一泊しただけなんだ。日本でクリニックとか楽しいことがしたいね」とカメラ目線で呼びかけたバリー。

 これには日本のファンからも、「おじさんのスラムダンクファンには嬉しい!」「ぜひ来ていただきたい」「井上先生と対談してほしい」など歓迎のコメントであふれた。

構成●ダンクシュート編集部
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