河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズにとって、この数日は慌ただしいものとなった。
現地時間3月28日、チームは2019-20シーズンから指揮を執っていたテイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)の解任を発表。公式リリースでは、「過去6シーズンにわたるテイラーの、このチームと街への貢献に心から感謝しています。テイラーのリーダーシップの下での選手の一貫した成長と成功を考えると、これは難しい決断でした。テイラーの今後の活躍を祈っています」と具体的な解任理由は明かされず、トップアシスタントコーチのトゥオマス・イサロを暫定HCに迎え、新たなスタートを切ることになった。
グリズリーズは3月17日~27日のアウェー5連戦を1勝4敗で終了。25日のユタ・ジャズ戦では、主力のデズモンド・ベインとサンティ・アルダマが小競り合いを起こす場面があり、大きな話題となった。
この試合、グリズリーズはリーグ最下位に低迷するジャズに前半で一時2桁のリードを許す展開に。そのなかで、アルダマの守備に不満を抱えていたベインはタイムアウト中に彼をベンチに突き飛ばす。これに怒ったアルダマはすぐに立ち上がってベインに向かおうとしたが、チームメイトが2人の間に入って事態は収まった。
結局グリズリーズは後半にジャズを圧倒し140-103で快勝したものの、この映像はすぐにSNSで拡散。ケミストリーの悪化が心配されたが、29日のロサンゼルス・レイカーズ戦後、両選手はすでに和解していることを明かした。
ベインは「2人とも競争心が強いんだ」と切り出し、「アウェーでユタと戦っていて、僕らは全力で勝利を目指していた。お互いがより良くなるようにプッシュし合っていたんだけど、ちょっとやりすぎたかもしれない。サンティのことは大好きだよ。彼は僕の結婚式に出席してくれたし、僕も彼の結婚式に出るつもりだ。(あの後)ベンチで話し合って、ロッカールームでハグもした。もう何の問題もないよ」とコメント。
アルダマも「ちょっとした意見の食い違いだったんだ。確かに見た目は良くなかったね」と反省しつつも、「でも、それを軽く流すつもりもない。ちゃんと話し合ったしね。逆に、もしチーム全員がただ座って、何もせずに問題を見過ごすような状況だったら、それはもっと最悪だ。僕たちは勝ちたいし、競争心を持っている。ただ言いたいことを言ってそれで終わった。今は勝つ方法を見つけなければならない。これが起爆剤になるなら、それでいいさ」と語った。
現在グリズリーズは44勝31敗(勝率58.7%)でウエスタン・カンファレンス5位につけるが、過去10試合で7敗と調子を落としているほか、新体制下ではいまだ勝利がなく、6位ゴールデンステイト・ウォリアーズ(43勝31敗/勝率58.1%)に0.5ゲーム差に迫られている。
レギュラーシーズンは残り7試合。2年ぶりのプレーオフ進出を実現すべく、チームは一致団結してスランプを抜け出せるか。
構成●ダンクシュート編集部
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グリズリーズは3月17日~27日のアウェー5連戦を1勝4敗で終了。25日のユタ・ジャズ戦では、主力のデズモンド・ベインとサンティ・アルダマが小競り合いを起こす場面があり、大きな話題となった。
この試合、グリズリーズはリーグ最下位に低迷するジャズに前半で一時2桁のリードを許す展開に。そのなかで、アルダマの守備に不満を抱えていたベインはタイムアウト中に彼をベンチに突き飛ばす。これに怒ったアルダマはすぐに立ち上がってベインに向かおうとしたが、チームメイトが2人の間に入って事態は収まった。
結局グリズリーズは後半にジャズを圧倒し140-103で快勝したものの、この映像はすぐにSNSで拡散。ケミストリーの悪化が心配されたが、29日のロサンゼルス・レイカーズ戦後、両選手はすでに和解していることを明かした。
ベインは「2人とも競争心が強いんだ」と切り出し、「アウェーでユタと戦っていて、僕らは全力で勝利を目指していた。お互いがより良くなるようにプッシュし合っていたんだけど、ちょっとやりすぎたかもしれない。サンティのことは大好きだよ。彼は僕の結婚式に出席してくれたし、僕も彼の結婚式に出るつもりだ。(あの後)ベンチで話し合って、ロッカールームでハグもした。もう何の問題もないよ」とコメント。
アルダマも「ちょっとした意見の食い違いだったんだ。確かに見た目は良くなかったね」と反省しつつも、「でも、それを軽く流すつもりもない。ちゃんと話し合ったしね。逆に、もしチーム全員がただ座って、何もせずに問題を見過ごすような状況だったら、それはもっと最悪だ。僕たちは勝ちたいし、競争心を持っている。ただ言いたいことを言ってそれで終わった。今は勝つ方法を見つけなければならない。これが起爆剤になるなら、それでいいさ」と語った。
現在グリズリーズは44勝31敗(勝率58.7%)でウエスタン・カンファレンス5位につけるが、過去10試合で7敗と調子を落としているほか、新体制下ではいまだ勝利がなく、6位ゴールデンステイト・ウォリアーズ(43勝31敗/勝率58.1%)に0.5ゲーム差に迫られている。
レギュラーシーズンは残り7試合。2年ぶりのプレーオフ進出を実現すべく、チームは一致団結してスランプを抜け出せるか。
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