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NBA

ハワードが古巣レイカーズのファイナル進出を予想。自身の野望はNBA初の“現役殿堂入り選手”?<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.04.18

ウエスト第3シードでプレーオフに臨むレイカーズ。どこまで勝ち上がれるか。(C)Getty Images

ウエスト第3シードでプレーオフに臨むレイカーズ。どこまで勝ち上がれるか。(C)Getty Images

 現地時間4月14日、現地メディア『BASKETBALL INSIDERS』に、ドワイト・ハワードの単独インタビューが公開された。

 208cm・120kgのセンターは、NBAキャリア18シーズンで通算1242試合に出場し、平均15.7点、11.8リバウンド、1.79ブロック、フィールドゴール成功率58.7%を記録。3月24日にオーランド・マジックの球団史上13人目の殿堂入り、今月5日には今年度のバスケットボール殿堂入りが正式に発表されている。

 19日(日本時間20日)からスタートする今年のプレーオフを前に、ハワードは2020年に優勝した古巣のロサンゼルス・レイカーズと、クリーブランド・キャバリアーズによる頂上決戦を予想した。

「レイカーズは俺を驚かせている。レブロン(ジェームズ)がプレーオフで健康体なら、7ゲームシリーズ(4戦先勝)であのチームを倒すのは困難だろう。俺の心はレイカーズが今年勝つと言っている。(NBAファイナルは)レイカーズ対クリーブランドになるだろう」
 
 レイカーズはリーグ最年長の40歳にして、いまだ一線級のプレーを続けるレブロン・ジェームズと、アンソニー・デイビス(現ダラス・マーベリックス)との入れ替わりで加入したルカ・ドンチッチという2人のオールラウンダーが舵取り役を務めている。

 この2大巨頭にオースティン・リーブスや八村塁、ドリアン・フィニー・スミス、ジャクソン・ヘイズ、ゲイブ・ヴィンセントらでロスターを形成するチームは、ウエスタン・カンファレンス3位の50勝32敗(勝率61.0%)でレギュラーシーズンを終え、ファーストラウンドでは第6シードのミネソタ・ティンバーウルブズ(49勝33敗/勝率59.8%)と対戦する。

 今季、ウエストではオクラホマシティ・サンダーがリーグベストとなる68勝14敗(勝率82.9%)の圧倒的な成績を残すも、ハワードがレイカーズにとっての最大の壁として挙げたのは、過去2年苦しめられている元王者だった。

「彼ら(レイカーズ)にトラブルを引き起こすチームはデンバーだけ。でもデンバーを倒すことはできると思う。OKC(サンダー)はレイカーズを恐れている。彼ら(レイカーズ)ならあのチームを倒せるし、問題ないと思うね」

 レイカーズと同じ50勝32敗を記録し第5シードを獲得したナゲッツは、シーズン終盤にマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)を解任し、デイビッド・アデルマン暫定HCが指揮を執るとはいえ、ニコラ・ヨキッチ、ジャマール・マレーを筆頭に経験豊富なベテランが多く、決して侮れないチームだ。

 レイカーズは2023年のカンファレンス決勝で4連敗、24年の1回戦で1勝4敗と、いずれもナゲッツに完敗している。
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