現地時間4月24日、オクラホマシティ・サンダー(第1シード)とメンフィス・グリズリーズ(第8シード)によるNBAプレーオフ1回戦第3戦が行なわれ、114-108でサンダーが勝利。3連勝でシリーズ突破に王手をかけた。
初戦は51点差(131-80)、第2戦は19点差(118-99)といずれもホームのサンダーが圧勝して迎えた第3戦。舞台をメンフィスに移して負けられないグリズリーズは、会心のスタートを切る。
立ち上がりから9-4と先手を取ると、第1クォーター残り7分32秒からの約3分間で、スコッティ・ピッペンJr.が4連続3ポイントを含む14得点を奪取。40-29とリードして最初の12分間を終える。
第2クォーターもエースのジャ・モラントを中心に猛攻を仕掛け、前半残り3分20秒時点で大量27点をリード。しかし、直後のプレーでアクシデントが起きる。
ピッペンJr.が相手のボールを奪って速攻に転じ、後方から走り込んできたモラントにパス。モラントは自慢の跳躍力を活かしてダンクを決めようと跳び上がったものの、相手のルージェンツ・ドートと接触して空中で体勢を崩しながら落下した。
身体を激しくコートに打ち付けたモラントは苦悶の表情を浮かべ、場内は一時騒然。モラントはフリースローを打ってロッカールームへと下がったが、その後にコートに戻ることはできなかった。
プレー再開後、リードを最大29点に広げたグリズリーズだが、エースを失った影響は大きく後半は急失速。77-51で迎えた第3クォーターに8点差まで縮められると、第4クォーター残り7分58秒についに同点に追いつかれる。
その後は再びリードを奪うも、残り4分51秒に決めたピッペンJr.の3ポイントを最後にノーゴールに終わり、痛恨の逆転負けを喫した。
3連勝で突破に王手をかけたサンダーは、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーが31得点、8アシスト、ジェイレン・ウィリアムズが26得点、チェット・ホルムグレンが24得点、8リバウンドをマーク。ベンチからの出場で10得点、6リバウンド、4スティールと躍動した守備の名手アレックス・カルーソの働きも光った。
一方、最大29点差を引っくり返されたグリズリーズは、ピッペンJr.が前半の23点を含む28得点、5リバウンド、5アシスト、3スティールと奮闘。ジャレン・ジャクソンJr.が22得点、7リバウンド、モラントが前半だけで15得点をあげたが、後半はチーム全体でわずか31得点と沈黙した。
NBAの歴史上、0勝3敗から4連勝でシリーズを突破したチームは存在しない。運命の第4戦は26日(日本時間27日)、再びグリズリーズのホームで行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
初戦は51点差(131-80)、第2戦は19点差(118-99)といずれもホームのサンダーが圧勝して迎えた第3戦。舞台をメンフィスに移して負けられないグリズリーズは、会心のスタートを切る。
立ち上がりから9-4と先手を取ると、第1クォーター残り7分32秒からの約3分間で、スコッティ・ピッペンJr.が4連続3ポイントを含む14得点を奪取。40-29とリードして最初の12分間を終える。
第2クォーターもエースのジャ・モラントを中心に猛攻を仕掛け、前半残り3分20秒時点で大量27点をリード。しかし、直後のプレーでアクシデントが起きる。
ピッペンJr.が相手のボールを奪って速攻に転じ、後方から走り込んできたモラントにパス。モラントは自慢の跳躍力を活かしてダンクを決めようと跳び上がったものの、相手のルージェンツ・ドートと接触して空中で体勢を崩しながら落下した。
身体を激しくコートに打ち付けたモラントは苦悶の表情を浮かべ、場内は一時騒然。モラントはフリースローを打ってロッカールームへと下がったが、その後にコートに戻ることはできなかった。
プレー再開後、リードを最大29点に広げたグリズリーズだが、エースを失った影響は大きく後半は急失速。77-51で迎えた第3クォーターに8点差まで縮められると、第4クォーター残り7分58秒についに同点に追いつかれる。
その後は再びリードを奪うも、残り4分51秒に決めたピッペンJr.の3ポイントを最後にノーゴールに終わり、痛恨の逆転負けを喫した。
3連勝で突破に王手をかけたサンダーは、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーが31得点、8アシスト、ジェイレン・ウィリアムズが26得点、チェット・ホルムグレンが24得点、8リバウンドをマーク。ベンチからの出場で10得点、6リバウンド、4スティールと躍動した守備の名手アレックス・カルーソの働きも光った。
一方、最大29点差を引っくり返されたグリズリーズは、ピッペンJr.が前半の23点を含む28得点、5リバウンド、5アシスト、3スティールと奮闘。ジャレン・ジャクソンJr.が22得点、7リバウンド、モラントが前半だけで15得点をあげたが、後半はチーム全体でわずか31得点と沈黙した。
NBAの歴史上、0勝3敗から4連勝でシリーズを突破したチームは存在しない。運命の第4戦は26日(日本時間27日)、再びグリズリーズのホームで行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部