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NBA

「俺はジョーダンの足元にも及ばない」と自覚する重鎮ピアース。一方で“歴代トップ75”の自負も<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.05.11

ピアースが“自身の立ち位置”について語った。(C)Getty Images

ピアースが“自身の立ち位置”について語った。(C)Getty Images

 現役時代にボストン・セルティックスで活躍した元NBA選手のポール・ピアースは、2021年にバスケットボール殿堂入りを果たしている。そんなレジェンドの1人は、自身が歴代トップ75に入るとの意見に同調した。

 カンザス大から1998年のドラフト全体10位指名でセルティックスに入団したピアースは、ルーキーイヤーから主力として活躍。3年目の2000-01シーズンには全82試合に出場してリーグ8位の平均25.3点をあげ、NBA有数のスコアラーに成長した。

 その後も、2001-02、02-03シーズンには2年連続でオールスター出場&オールNBA3rdチーム選出と自らの地位を確立。2007年にケビン・ガーネットとレイ・アレンがトレードで加入してビッグ3を結成すると、2007-08シーズンには待望のリーグ優勝を果たした。また、クリーブランド・キャバリアーズとマイアミ・ヒート時代のレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)のライバルの1人として、彼の前に立ちはだかったことでも知られる。
 
 2013年以降の晩年はブルックリン・ネッツ、ワシントン・ウィザーズ、ロサンゼルス・クリッパーズと渡り歩いたが、現役19年間で通算1343試合に出場して歴代18位の2万6397得点をマークし、2021年には殿堂入り。

 そんなピアースはポッドキャスト番組『The Underground Lounge』に出演した際、「ビッグ3の話をする時はだいたいレブロンの名前が挙がるが、俺たちが新たなビッグ3時代を作った。レブロンは俺たちの後に(2010年にヒートでドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュとともに)ビッグ3となったんだ」と、ビッグ3の“先駆者”としての自負を覗かせた。

 また、同じスウィングマンのウェイドやコビー・ブライアント(レイカーズ)の話をするなかで、ピアースは「『俺(ピアース)が(マイケル)ジョーダンを追いかけている』という人はほとんどいないと思う。自分でも、誰を追いかけているのかわからない(笑)。俺がジョーダンを追いかけているわけじゃないのはわかる。俺はジョーダンの足元にも及ばないのは周知の事実だ」と語った。
 
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