専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

ヨキッチはなぜショット不発なのか?本人が分析「フィジカルにいい守備をしてくる」「後ろにもう1人控えてるんだ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.05.12

このシリーズ、ヨキッチのショット不振が気がかりだ。(C)Getty Images

このシリーズ、ヨキッチのショット不振が気がかりだ。(C)Getty Images

 ウエスタン・カンファレンス第1シードのオクラホマシティ・サンダーと第4シードのデンバー・ナゲッツによるプレーオフ・カンファレンス・セミファイナルは、交互に勝利して第4戦を終え2勝2敗の五分となった。

 ロサンゼルス・クリッパーズとの1回戦を最終第7戦の末に制したナゲッツは、現地時間5月5日(日本時間6日、日付は以下同)の初戦、アーロン・ゴードンがクラッチフリースロー2本と決勝弾となる3ポイントを決め切って121-119で先勝。

 続く7日の第2戦は106-149で大敗も、ホームのボール・アリーナで迎えた9日の第3戦では同点12度、リードチェンジ15度の激戦でまたもゴードンが延長へ持ち込む値千金の長距離砲を放り込み、延長戦を制して113-104で2勝目を手にした。

 ところが、11日の第4戦、ナゲッツは第1クォーターから8-17と出遅れ、87-92のロースコアで敗北。
 
 ニコラ・ヨキッチがゲームハイの27得点に13リバウンド、3アシスト、4スティール、ジャマール・マレーが17得点、4リバウンド、5アシスト、クリスチャン・ブラウンが17得点、4リバウンド、3スティール、ゴードンが15得点、16リバウンド、6アシストを記録したが、チーム全体でフィールドゴール成功率31.3%(25/80)、3ポイント成功率24.4%(11/45)とショットが不発に終わった。

 このシリーズ、気になるのはヨキッチのシュートタッチだ。初戦でフィールドゴール成功率51.7%(15/29)の計42得点に22リバウンド、6アシスト、2ブロックのモンスタースタッツを叩き出すも、第2戦以降は3戦連続フィールドゴール成功率38.0%未満。第4戦ではシリーズワーストの31.8%(7/22)と乱調で、第4クォーター残り3分15秒にはフリースローを2本ともミスしてしまい、4点差を縮められなかった。

 ここ3試合のショット不調について、ヨキッチは試合後にこう語っていた。

「いろんなことが少しずつ影響している。相手が僕に対して本当にいいディフェンスをしているよ。自分の身体へ密着し、フィジカルにぶつかってくる。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号