今季のロサンゼルス・レイカーズは、レブロン・ジェームズとルカ・ドンチッチの強力デュオを擁しながら、プレーオフでは無念の1回戦敗退となった。今後どのようなチーム作りを進めていくか注目が集まる中、元NBA選手のラシャード・マキャンツ(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)は“キング”レブロンを放出すべきだと持論を展開している。
レイカーズは今年2月、2019年に加入し20年の優勝に貢献したアンソニー・デイビスをダラス・マーベリックスへ放出し、スーパースターのドンチッチを獲得。大きなテコ入れを敢行した。
レギュラーシーズンは50勝32敗でウエスタン・カンファレンスの第3シードを獲得したが、ファーストラウンドで第6シードのミネソタ・ティンバーウルブズに1勝4敗と完敗し、あっけなくシーズン終了となった。
40歳となったレブロンの来季契約がプレーヤーオプションのため、現役続行を含めて注目が集まっている中で、マキャンツは『Basketball Insiders』のインタビューで「絶対にレブロンを手放して、若い選手を獲得すべきだ」と主張している。
「レブロンはまだ選手として十分なエネルギーを持っているから、(トレードで)良い選手を獲得できる。ロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)を解任し、オースティン・リーブスを移籍させなければいけないかもしれない。ルカ(ドンチッチ)が再契約するかどうかさえ不透明なのだから」
レイカーズ加入後に平均28.2点、8.1リバウンド、7.5アシストを記録したドンチッチは2026-27シーズンまで契約が残っており(最終年はプレーヤーオプション)、まずは彼を中心にチームを作っていくのが基本線だ。しかし、今季70試合で平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシストの成績を残したレブロンは今年12月に41歳を迎える。平均20.2点、5.8アシストと自己ベストのシーズンを送ったリーブスも、状況によっては数少ないトレードの手駒とせざるを得ないかもしれない。だからこそ、マキャンツはレブロンの放出を視野に入れるべきだとしている。
「レブロンがいることで、他のスーパースターが来るのを阻むようなことはしたくない。ベストのシナリオは、新しくフレッシュなスタートを切ることだ。ルカと再出発するのであれば、まずディフェンス面で助けになる十分な駒を手に入れる必要がある」
息子のブロニー・ジェームズとの親子共演も果たした今、レブロンをとどめておくことにこだわる必要はないとマキャンツは説く。
「ストーリーのノスタルジーが枯渇しているから、そうせざるを得ない。父と息子というディズニーのストーリーが終わったら、レイカーズはどこへ向かうのか? やり直すか、新しいライオンやトラやクマを迎え入れなければならない。レイカーズにはドラフト指名権もなければ、質の高い選手を獲得できるような資産(駒)もない。行き詰まっているようなものだ」
レブロンは自身の去就に関して明言を避けているが、来季のレイカーズはどのようなチームを作り上げるのか。
構成●ダンクシュート編集部
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「レブロンはまだ選手として十分なエネルギーを持っているから、(トレードで)良い選手を獲得できる。ロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)を解任し、オースティン・リーブスを移籍させなければいけないかもしれない。ルカ(ドンチッチ)が再契約するかどうかさえ不透明なのだから」
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「レブロンがいることで、他のスーパースターが来るのを阻むようなことはしたくない。ベストのシナリオは、新しくフレッシュなスタートを切ることだ。ルカと再出発するのであれば、まずディフェンス面で助けになる十分な駒を手に入れる必要がある」
息子のブロニー・ジェームズとの親子共演も果たした今、レブロンをとどめておくことにこだわる必要はないとマキャンツは説く。
「ストーリーのノスタルジーが枯渇しているから、そうせざるを得ない。父と息子というディズニーのストーリーが終わったら、レイカーズはどこへ向かうのか? やり直すか、新しいライオンやトラやクマを迎え入れなければならない。レイカーズにはドラフト指名権もなければ、質の高い選手を獲得できるような資産(駒)もない。行き詰まっているようなものだ」
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