現地時間6月5日、2024-25シーズンのチャンピオンを決めるNBAファイナルが開幕。イースタン・カンファレンス王者のインディアナ・ペイサーズがウエスタン・カンファレンス王者のオクラホマシティ・サンダーに111-110で勝利し、シリーズ先勝を飾った。
オクラホマシティのペイコム・センターで迎えた初戦。開始からホームのサンダーが7連続得点と先手を取るが、ペイサーズもすぐに巻き返して開始5分で10-10と五分のスタート。しかしここからサンダーの強力ディフェンスが威力を発揮する。
第1クォーターを29-20で終えると、第2クォーターも28-25とリードを広げて12点差で折り返し。前半だけでルージェンツ・ドートの4本、アレックス・カルーソの3本を筆頭に12スティール、ペイサーズから19ものターンオーバーを誘発した。攻撃面はチーム全体でフィールドゴール成功率37.0%と好調ではないながらも、エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)が19得点をあげて牽引した。
57-45で迎えた後半もサンダー優勢の流れが続くなか、ペイサーズも第3クォーター終盤に6点差に詰め寄る。ただクォーターの最後にSGAが3ポイントを捻じ込み、85-76とサンダーの9点リードで第4クォーターに突入した。
ラスト12分間も開始2分半でサンダーが15点差に広げたかと思えば、ペイサーズが15-4のランで4点差に迫る展開。ここから今プレーオフで何度も見せてきた“ミラクル・ペイサーズ”が本領を発揮する。
アーロン・ネスミスとアンドリュー・ネムハードの3ポイントで残り2分に3点差、残り48秒にはパスカル・シアカムのゴールで1点差とサンダーの背中を捕える。そして相手の攻撃を凌いで得た最後のチャンス、エースのタイリース・ハリバートンが残り0.3秒で値千金のジャンパーを沈め、ペイサーズが劇的な逆転勝利を飾った。
敵地で先勝したペイサーズはシアカムが19得点、10リバウンド、マイルズ・ターナーが15得点、9リバウンド、3ブロック、ハリバートンが14得点、10リバウンド、6アシストをマーク。ネムハードが14得点、6アシスト、ベンチからオビ・トッピンが3ポイント5本を含む17得点とバランスの良い攻撃で1勝をもぎ取った。
対するサンダーは、SGAがゲームハイの38得点に3スティール、ジェイレン・ウィリアムズが17得点、6アシスト、ドートが15得点、4スティール、カルーソが11得点、6リバウンド、3スティールを記録。ペイサーズから24ターンオーバーを誘発したが、ラスト約9分間を29-14と圧倒され、まさかの黒星発進となった。
劇的な幕開けとなったファイナル。第2戦は8日(日本時間9日)、再びサンダーのホームで行なわれる。
【NBAファイナル日程】
※4戦先勝(5戦目以降は必要な場合のみ開催)。カッコ内は日本時間、@=開催地
6月5日(6日9:30~)@OKC/ペイサーズ111-110サンダー
6月8日(9日9:00~)@OKC
6月11日(12日9:30~)@IND
6月13日(14日9:30~)@IND
6月16日(17日9:30~)@OKC
6月19日(20日9:30~)@IND
6月22日(23日9:00~)@OKC
構成●ダンクシュート編集部
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オクラホマシティのペイコム・センターで迎えた初戦。開始からホームのサンダーが7連続得点と先手を取るが、ペイサーズもすぐに巻き返して開始5分で10-10と五分のスタート。しかしここからサンダーの強力ディフェンスが威力を発揮する。
第1クォーターを29-20で終えると、第2クォーターも28-25とリードを広げて12点差で折り返し。前半だけでルージェンツ・ドートの4本、アレックス・カルーソの3本を筆頭に12スティール、ペイサーズから19ものターンオーバーを誘発した。攻撃面はチーム全体でフィールドゴール成功率37.0%と好調ではないながらも、エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)が19得点をあげて牽引した。
57-45で迎えた後半もサンダー優勢の流れが続くなか、ペイサーズも第3クォーター終盤に6点差に詰め寄る。ただクォーターの最後にSGAが3ポイントを捻じ込み、85-76とサンダーの9点リードで第4クォーターに突入した。
ラスト12分間も開始2分半でサンダーが15点差に広げたかと思えば、ペイサーズが15-4のランで4点差に迫る展開。ここから今プレーオフで何度も見せてきた“ミラクル・ペイサーズ”が本領を発揮する。
アーロン・ネスミスとアンドリュー・ネムハードの3ポイントで残り2分に3点差、残り48秒にはパスカル・シアカムのゴールで1点差とサンダーの背中を捕える。そして相手の攻撃を凌いで得た最後のチャンス、エースのタイリース・ハリバートンが残り0.3秒で値千金のジャンパーを沈め、ペイサーズが劇的な逆転勝利を飾った。
敵地で先勝したペイサーズはシアカムが19得点、10リバウンド、マイルズ・ターナーが15得点、9リバウンド、3ブロック、ハリバートンが14得点、10リバウンド、6アシストをマーク。ネムハードが14得点、6アシスト、ベンチからオビ・トッピンが3ポイント5本を含む17得点とバランスの良い攻撃で1勝をもぎ取った。
対するサンダーは、SGAがゲームハイの38得点に3スティール、ジェイレン・ウィリアムズが17得点、6アシスト、ドートが15得点、4スティール、カルーソが11得点、6リバウンド、3スティールを記録。ペイサーズから24ターンオーバーを誘発したが、ラスト約9分間を29-14と圧倒され、まさかの黒星発進となった。
劇的な幕開けとなったファイナル。第2戦は8日(日本時間9日)、再びサンダーのホームで行なわれる。
【NBAファイナル日程】
※4戦先勝(5戦目以降は必要な場合のみ開催)。カッコ内は日本時間、@=開催地
6月5日(6日9:30~)@OKC/ペイサーズ111-110サンダー
6月8日(9日9:00~)@OKC
6月11日(12日9:30~)@IND
6月13日(14日9:30~)@IND
6月16日(17日9:30~)@OKC
6月19日(20日9:30~)@IND
6月22日(23日9:00~)@OKC
構成●ダンクシュート編集部
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