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八村塁の母校ゴンザガ大の元チームメイトが激突!同校初の“NBA優勝先発メンバー”になるのは?<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.06.13

第3戦終了時点でホルムグレン(左)は平均13.7点、ネムハード(右)は平均11.0点を記録。“ゴンザガ同窓対決”に注目だ。(C)Getty Images

第3戦終了時点でホルムグレン(左)は平均13.7点、ネムハード(右)は平均11.0点を記録。“ゴンザガ同窓対決”に注目だ。(C)Getty Images

 NBAの頂点を決める「ファイナル」の舞台に立つことは、実際にプレーする選手たちにとってはもちろん、親族や関係者にとっても誇り高い貴重な経験だ。

 今季のファイナルを戦っているインディアナ・ペイサーズとオクラホマシティ・サンダーの選手を出身大学別に見た時、最も多くの選手を輩出しているのはケンタッキー大で3人(サンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーとケイソン・ウォーレス、ペイサーズのアイザイア・ジャクソン)。

 一方で、互いのチームのスターターに1名ずつ擁している唯一の大学が、八村塁の母校でもあるゴンザガ大だ。

 ペイサーズはアンドリュー・ネムハード、サンダーはチェット・ホルムグレンがゴンザガ大出身。2人は大学時代はともにチームの主軸としてNCAAトーナメント進出に貢献した間柄だ。

 前者はフロリダ大からの転入で2020年から同校に所属し、2年間プレーしたのち、22年のドラフトでペイサーズから2巡目31位で指名された。後者は2021-22シーズンに1年だけ所属し、同年のドラフトで同校出身者として最高位となる全体2位指名を受けている。ちなみに、2人の先輩である八村は2019年の卒業で、ドラフト9位は同校出身者史上4番目に位置する。
 
 ゴンザガ大出身のNBAプレーヤーで最も有名なのは、通算アシストとスティールのリーグ記録を持つジョン・ストックトン。ユタ・ジャズ一筋で19年間プレーした名司令塔は、1997年と98年に同校出身者で初のファイナルの舞台に立ったが、惜しくも優勝には届かなかった。

 以降はロニー・トゥリアフ(2008年レイカーズ、12年ヒート)、アダム・モリソン(09、10年レイカーズ)、オースティン・デイ(14年スパーズ)、ケリー・オリニク(20年ヒート)といった卒業生がファイナル進出チームでロスター入りし、トゥリアフとモリソン、デイは優勝も経験したが、いずれも控えでモリソンとデイに至ってはファイナルでの出場機会はなかった。

 今季はストックトン以来、初のゴンザガ大出身者が主力としてファイナルの舞台に立ち、必ずどちらかがチャンピオンリングを手にすることとなる。

 第3戦終了時点ではネムハードのペイサーズが2勝1敗でリード。日本時間14日に行なわれる第4戦はペイサーズが王手をかけるか、サンダーがタイに戻すかの重要な一戦となる。ファイナル史上初の“ゴンザガ対決”に注目するとともに、来季以降は八村の大舞台出場にも期待したい。

構成●ダンクシュート編集部

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