オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズによるNBAファイナル第4戦は、111-104でアウェーのサンダーが勝利。これによりシリーズ成績を2勝2敗のタイとし、ホームコート・アドバンテージを取り戻した。
この試合に負ければ1勝3敗と絶望的な状況に追いつめられるサンダーは、第3クォーターに一時10点のビハインドを背負うなど終始劣勢の展開に。しかし勝負の第4クォーターで31-17と圧倒し、ペイサーズのお株を奪う逆転勝利を飾った。
その原動力となったのがエースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)だ。今季MVPは、第4クォーター残り5分から一挙15得点の集中砲火。チームを勝利へと導いた。
これでシリーズは2勝2敗の五分。どちらも勝てば王手となる第5戦に向けて、SGAは6月15日(日本時間16日)に行なわれたメディア対応の場でこう気を引き締めていた。
「勝つためなら何だってやることが、常に自分たちのマインドセットになっている。けど、今の僕らは前の試合のようにプレーしていたら勝つのは難しくなる。その過程で、自分たちがトップにいたいのであれば修正しないといけない。
あの試合で勝てたことに感謝しているけど、あのままではいけない。もっとうまくプレーする必要がある。僕らは良くなってみせるさ」
今季の頂上決戦第5ラウンドは、勝利を手にしたチームが今季のNBAチャンピオンに王手をかけるだけに大一番と言っていい。ホームに戻って連勝を狙うサンダーに対し、ペイサーズは本拠地で喫した逆転負けからやり返すことが大きなモチベーションとなるだけに、白熱の試合が展開されるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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あの試合で勝てたことに感謝しているけど、あのままではいけない。もっとうまくプレーする必要がある。僕らは良くなってみせるさ」
今季の頂上決戦第5ラウンドは、勝利を手にしたチームが今季のNBAチャンピオンに王手をかけるだけに大一番と言っていい。ホームに戻って連勝を狙うサンダーに対し、ペイサーズは本拠地で喫した逆転負けからやり返すことが大きなモチベーションとなるだけに、白熱の試合が展開されるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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