今年のNBAファイナル期間中に合意に至ったケビン・デュラントの電撃トレード。この取引でヒューストン・ロケッツは、ジェイレン・グリーン、ディロン・ブルックス、今年のドラフト1巡目10位指名権(カマン・マルアチ)、5つのドラフト2巡目指名権でフェニックス・サンズから殿堂入り確実のスーパースターを手に入れた。
デュラントはまだ新天地で1試合もプレーしていないが、NBAのアナリストたちは今回のトレードを、“ロケッツの勝利”と見なしている。
『ESPN』のブライアン・ウィンドホーストは、『Get Up』で「グリーンはロケッツの中でも6番目か7番目の資産価値にすぎない」と発言。ゲストのマーキーフ・モリス(ロサンゼルス・レイカーズ)が「グリーンの評価が低すぎるのでは?」と反論すると、「それは君の意見だろうけど、ロケッツの意見ではないと思う。彼らは(グリーンを)トレードしたがっていたんだ」と返した。
ウィンドホーストは、『First Take』でも「(ロケッツにとって)断る理由がなかった。価格があまりにも安すぎた。これはグリーンやブルックスを貶める意図じゃない。ロケッツがどれだけのコアを保持したままこのトレードを成立させたかを見てほしいんだ」と語った。
名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレーオフ1回戦で平均13.3点、フィールドゴール成功率37.2%と低調だったグリーンに対して、厳しい意見を述べている。
「グリーンがゴールデンステイトとのシリーズでしっかりプレーしていれば、こんな事態にはならなかった。グリーンはまだ準備ができていないことを証明してしまったんだ。一方で、そのほかのロケッツの選手たちは準備万端であることを示した」
司会者のマイク・グリーンバーグも、「これは信じられないほどお得なトレードだ。(ロケッツは)ほぼタダ同然でデュラントを手に入れたようなもの」と表現。
識者たちのロケッツ称賛は止まない。
以前からデュラントの移籍先にロケッツを推していた『The Ringer』のビル・シモンズは、自身のポッドキャスト番組『The Bill Simmons Podcast』で、「これは最高のトレードだった。ジャバリ・スミスJr.を手放さなかったなんて、奇跡みたいなものだ」とコメント。
スティーブン・A・スミスは、「現在のロケッツに足りないのは、オフェンスが崩れた時にボールを託せる“真の第1オプション”だった。それを今、彼らは手に入れた。名前はケビン・デュラント。彼は本物だ。ロケッツは一気に優勝候補に名乗りを上げた」と早くも来季の優勝候補に挙げていた。
昨季の主力をほとんど残したまま、平均25点以上が計算できる元ファイナルMVPを手に入れたロケッツ。今年のFA(フリーエージェント)市場は解禁前だが、すでに彼らはオフの“勝ち組”と言っていいだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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ウィンドホーストは、『First Take』でも「(ロケッツにとって)断る理由がなかった。価格があまりにも安すぎた。これはグリーンやブルックスを貶める意図じゃない。ロケッツがどれだけのコアを保持したままこのトレードを成立させたかを見てほしいんだ」と語った。
名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレーオフ1回戦で平均13.3点、フィールドゴール成功率37.2%と低調だったグリーンに対して、厳しい意見を述べている。
「グリーンがゴールデンステイトとのシリーズでしっかりプレーしていれば、こんな事態にはならなかった。グリーンはまだ準備ができていないことを証明してしまったんだ。一方で、そのほかのロケッツの選手たちは準備万端であることを示した」
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スティーブン・A・スミスは、「現在のロケッツに足りないのは、オフェンスが崩れた時にボールを託せる“真の第1オプション”だった。それを今、彼らは手に入れた。名前はケビン・デュラント。彼は本物だ。ロケッツは一気に優勝候補に名乗りを上げた」と早くも来季の優勝候補に挙げていた。
昨季の主力をほとんど残したまま、平均25点以上が計算できる元ファイナルMVPを手に入れたロケッツ。今年のFA(フリーエージェント)市場は解禁前だが、すでに彼らはオフの“勝ち組”と言っていいだろう。
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