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NBA

レイカーズ残留を決めたレブロンだが、代理人は“移籍要求の可能性”も示唆「現時点で優勝は難しい。何が最善か見極めたい」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.06.30

レイカーズ残留が決定したレブロンだが、トレードによる移籍の可能性はゼロではない。(C)Getty Images

レイカーズ残留が決定したレブロンだが、トレードによる移籍の可能性はゼロではない。(C)Getty Images

 現地時間6月29日(日本時間30日、日付は以下同)、2025-26シーズンのプレーヤーオプション(PO)やチームオプションの行使・破棄の期限を迎えたNBA。翌30日から、FA(フリーエージェント)選手たちとの交渉が解禁される。

 ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、PO破棄で減額して再契約の噂もあったが、2025-26シーズンのオプション(年俸約5263万ドル/約75億7872万円)を行使してレイカーズ残留が決定。

 今年12月に41歳を迎える“キング”は、ヴィンス・カーター(元トロント・ラプターズほか/22シーズン)を抜き、NBA歴代最長記録を塗り替えるキャリア23シーズン目をプレーすることになった。

 今季のレブロンは、70試合の出場で平均34.9分、24.4点、7.8リバウンド、8.2アシスト、1.0スティールにフィールドゴール成功率51.3%を記録。現役最年長ではあるものの、これまで20シーズン以上プレーしてきた選手たちの常識を覆す圧巻の成績を残しただけでなく、オールスターとオールNBA2ndチームに名を連ねてMVP投票でも6位に入り、リーグ有数の実力者であることを示した。
 
 レイカーズは今年2月に成立した3チーム間の超大型トレードでルカ・ドンチッチを獲得。スロベニア出身の26歳を中心に、フランチャイズ史上18度目のチャンピオンシップ獲得を目指していく。

 ただ、いくら大ベテランだからと言って、来季にレブロンがいきなり衰えたり、主軸の座から一介のローテーションプレーヤーへ降格することは考えにくい。

 レブロンの代理人を務める『Klutch Sports』のCEOリッチ・ポールは、米スポーツ専門局『ESPN』へ、クライアントの現状をこう話していた。

「レブロンはチャンピオンシップ獲得争いを望んでいる。レイカーズが将来のためのチーム作りをしていることは理解している。ただ、彼は優勝の可能性があるかを重視している。彼のキャリアにおける重要な部分で、レイカーズのジーニー(バス/オーナー)、ロブ(ペリンカ/GM)と8年間もパートナーシップを構築できたことを我々は非常に嬉しく思っている」
 
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