現地時間6月22日、ヒューストン・ロケッツはジェイレン・グリーン、ディロン・ブルックス、今年のドラフト1巡目10位指名権のカマン・マルアチ、5つのドラフト2巡目指名権をフェニックス・サンズにトレードし、その見返りとしてケビン・デュラントを獲得した。
デュラントは2007年のドラフト全体2位でシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)に入団。1年目から平均20.3点をあげて新人王に輝くと、3年目から3年連続で得点王に輝き、14年にはMVPを獲得。ゴールデンステイト・ウォリアーズ時代の17、18年にはチームを優勝に導き、2年連続ファイナルMVPに輝いた。
キャリア18年目(実働17年)、36歳で迎えた昨季は、62試合の出場で平均26.6点、6.2リバウンド、4.4アシスト、1.1ブロック、フィールドゴール成功率50.2%、3ポイント成功率43.0%をマーク。ただ、自身の奮闘も空しく、所属するサンズは36勝46敗でウエスタン・カンファレンス11位タイでプレーオフ進出を逃し、来季で契約が切れるスーパースターは移籍の噂が囁かれていた。
レジェンドのケビン・ガーネット(KG)は、28日に公開されたポッドキャスト番組『KG Certified Podcast』で、元同僚のポール・ピアースとともに、デュラントの加入がロケッツに与える影響について語った。
「KDほどのステータスを持つ選手が加われば、若手にとっては間違いなくプラスだ。彼は大声でチームを引っ張るタイプのリーダーではないかもしれないが、それでも彼の影響力は計り知れない」
KG曰く、デュラントは言葉ではなく、プレーで示すタイプのリーダーだという。
「ポール(ピアース)を例に出すなら、俺の方がよく喋るリーダーだった。でもポールが何か話す時は、全員が黙って聞いていた。リーダーシップの形は人それぞれ。ポールは黙って体現するタイプだった。ウェイトリフティングでも1オン1でも黙々とやってたよ。
周りが同じ熱量じゃなければ、どんどん置いていかれる。KDも同じタイプだ。見た目じゃわからなくても、いざという時には本物の存在感を放つ。彼の加入は、チームに安定感と自信をもたらすだろう」
昨季のロケッツは、センターのアルペレン・シェングンを中心にウエスタン・カンファレンス2位の52勝をあげて5年ぶりにプレーオフへ進出した。1回戦ではステフィン・カリー、ジミー・バトラー、ドレイモンド・グリーンらを擁するゴールデンステイト・ウォリアーズと激闘を繰り広げたが、安定したスコアラーの不在が響き、3勝4敗で惜敗した。
デュラントは今年9月に37歳を迎え、衰えが懸念されるが、アキレス腱断裂からの復活劇やその後の高効率なプレーを見れば、来季も高水準のパフォーマンスが期待できる。
デュラントは2007年のドラフト全体2位でシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)に入団。1年目から平均20.3点をあげて新人王に輝くと、3年目から3年連続で得点王に輝き、14年にはMVPを獲得。ゴールデンステイト・ウォリアーズ時代の17、18年にはチームを優勝に導き、2年連続ファイナルMVPに輝いた。
キャリア18年目(実働17年)、36歳で迎えた昨季は、62試合の出場で平均26.6点、6.2リバウンド、4.4アシスト、1.1ブロック、フィールドゴール成功率50.2%、3ポイント成功率43.0%をマーク。ただ、自身の奮闘も空しく、所属するサンズは36勝46敗でウエスタン・カンファレンス11位タイでプレーオフ進出を逃し、来季で契約が切れるスーパースターは移籍の噂が囁かれていた。
レジェンドのケビン・ガーネット(KG)は、28日に公開されたポッドキャスト番組『KG Certified Podcast』で、元同僚のポール・ピアースとともに、デュラントの加入がロケッツに与える影響について語った。
「KDほどのステータスを持つ選手が加われば、若手にとっては間違いなくプラスだ。彼は大声でチームを引っ張るタイプのリーダーではないかもしれないが、それでも彼の影響力は計り知れない」
KG曰く、デュラントは言葉ではなく、プレーで示すタイプのリーダーだという。
「ポール(ピアース)を例に出すなら、俺の方がよく喋るリーダーだった。でもポールが何か話す時は、全員が黙って聞いていた。リーダーシップの形は人それぞれ。ポールは黙って体現するタイプだった。ウェイトリフティングでも1オン1でも黙々とやってたよ。
周りが同じ熱量じゃなければ、どんどん置いていかれる。KDも同じタイプだ。見た目じゃわからなくても、いざという時には本物の存在感を放つ。彼の加入は、チームに安定感と自信をもたらすだろう」
昨季のロケッツは、センターのアルペレン・シェングンを中心にウエスタン・カンファレンス2位の52勝をあげて5年ぶりにプレーオフへ進出した。1回戦ではステフィン・カリー、ジミー・バトラー、ドレイモンド・グリーンらを擁するゴールデンステイト・ウォリアーズと激闘を繰り広げたが、安定したスコアラーの不在が響き、3勝4敗で惜敗した。
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