今夏のヒューストン・ロケッツは、ケビン・デュラント獲得に続き、FA(フリーエージェント)市場で、ドリアン・フィニー・スミス、クリント・カペラと契約合意に至った。
現在のロスターはガードにフレッド・ヴァンブリート、アメン・トンプソン、アーロン・ホリデー、リード・シェパード、フォワードにデュラント、ジャバリ・スミスJr.、キャム・ウィットモア、タリ・イーソン、フィニー・スミス、ジェフ・グリーン、センターにアルペレン・シェングン、スティーブン・アダムズ、カペラなど各ポジションにタレントが揃っている。
10月21日のレギュラーシーズン開幕までの間、まだロスターが変動する可能性があるとはいえ、現時点でも若手とベテランのバランスが良く、1994、95年の2連覇を最後に王座から遠ざかっているチームが虎視眈々とチャンピオンシップ獲得を狙っていることは明らかだ。
最大のカギはデュラントのコンディションと周囲とのフィットだ。9月末に37歳を迎える大ベテランは、独力で相手守備陣をこじ開けて打点の高いジャンパーなど様々な形で点を奪うことができる。
昨季プレーオフ1回戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れたロケッツは、試合時間残り5分で5点差以内のクラッチ・シチュエーションで3戦全敗だった。しかし、NBA史上有数のスコアラーのデュラントが本来の実力を発揮できれば、プレーオフを勝ち上がることが大いに期待できる。
6月30日に公開された米メディア『FanDuel』の番組『The Boardroom』にゲスト出演したデュラントは、白い歯を覗かせてロケッツファンへ向けてこう語っていた。
「彼らは今、幸せを感じているよ。このチームが始動してどうなっていくか見守っていこう。俺もこの新しい機会を楽しみにしている。プレーを続けられるのはいつだって良いこと。俺はバスケットボールをプレーするのが大好きなんだ。だから19年目(実働18年目)もプレーし続けることができて気持ちがいい。このまま前に進み続けたいね」
デュラントは、チームを率いるイーメイ・ユドカHC(ヘッドコーチ)とブルックリン・ネッツ時代、2021年東京オリンピックのアメリカ代表で共演し、良好な関係を築いた。
さらにロケッツにはオクラホマシティ・サンダー時代の同僚アダムズ、そして2007年のドラフト同期でキャリア最初の約4シーズンと、2020-21シーズンにネッツで共演したグリーンもいる。
デュラントのヒューストンでの新章が、どのような結末を迎えるのか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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10月21日のレギュラーシーズン開幕までの間、まだロスターが変動する可能性があるとはいえ、現時点でも若手とベテランのバランスが良く、1994、95年の2連覇を最後に王座から遠ざかっているチームが虎視眈々とチャンピオンシップ獲得を狙っていることは明らかだ。
最大のカギはデュラントのコンディションと周囲とのフィットだ。9月末に37歳を迎える大ベテランは、独力で相手守備陣をこじ開けて打点の高いジャンパーなど様々な形で点を奪うことができる。
昨季プレーオフ1回戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れたロケッツは、試合時間残り5分で5点差以内のクラッチ・シチュエーションで3戦全敗だった。しかし、NBA史上有数のスコアラーのデュラントが本来の実力を発揮できれば、プレーオフを勝ち上がることが大いに期待できる。
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「彼らは今、幸せを感じているよ。このチームが始動してどうなっていくか見守っていこう。俺もこの新しい機会を楽しみにしている。プレーを続けられるのはいつだって良いこと。俺はバスケットボールをプレーするのが大好きなんだ。だから19年目(実働18年目)もプレーし続けることができて気持ちがいい。このまま前に進み続けたいね」
デュラントは、チームを率いるイーメイ・ユドカHC(ヘッドコーチ)とブルックリン・ネッツ時代、2021年東京オリンピックのアメリカ代表で共演し、良好な関係を築いた。
さらにロケッツにはオクラホマシティ・サンダー時代の同僚アダムズ、そして2007年のドラフト同期でキャリア最初の約4シーズンと、2020-21シーズンにネッツで共演したグリーンもいる。
デュラントのヒューストンでの新章が、どのような結末を迎えるのか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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