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レブロンはレイカーズで引退するか?元同僚は「間違いなく、他球団でキャリアを終える可能性がある」と否定的<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.07.13

レブロンの去就やいかに。(C)Getty Images

 今夏のFA(フリーエージェント)戦線で、ロサンゼルス・レイカーズは元ドラ1センターのディアンドレ・エイトン、3&Dのジェイク・ラレイビアと契約し、ドラフトが絡んだ7チーム間トレードでは新人ウイングのアドゥ・シーローをロスターに加えた。

 昨季途中加入のルカ・ドンチッチにオースティン・リーブス、八村塁、エイトン、ジャレッド・ヴァンダービルト、ゲイブ・ヴィンセント、ラレイビア、ダルトン・コネクト、ジョーダン・グッドウィン、ジャクソン・ヘイズを擁するチームには、リーグ最年長40歳のレブロン・ジェームズもいる。

 来季の約5263万ドル(約77億3661万円)のプレーヤーオプションを行使して残留を決めたレブロンは、ヴィンス・カーター(元トロント・ラプターズほか/22シーズン)を抜き、NBA歴代最長記録を塗り替える23シーズン目に臨む。

 昨季もレブロンは70試合に出場して平均34.9分、24.4点、7.8リバウンド、8.2アシストをマークし、オールスターとオールNBA2ndチームに選出。平均25.0点以上の連続記録は20シーズンで途切れたとはいえ、40歳としては超人的なスタッツを残している。
 
 もっとも、今年2月の3チーム間トレードで32歳のアンソニー・デイビスをダラス・マーベリックスへ放出したレイカーズは、26歳のドンチッチを中心に据えたチームを構築しようとしている段階で、ロスターで30歳を超えているのはマキシ・クリバー(33歳)とレブロンのみ。

 契約最終年のレブロンが、来季終了後に現役を引退するかどうかは未定も、このままレイカーズで開幕を迎えたとしても、強豪揃いのウエスタン・カンファレンスでチームが覇権争いに参戦できるかは微妙というのが現状だ。

 そんななか、現地時間7月11日(日本時間12日)にサマーリーグが開催されているラスベガスで収録された米スポーツ専門局『ESPN』の番組『NBA Today』へ、ユドニス・ハズレムがゲスト出演。マイアミ・ヒート一筋20シーズンを戦い抜き、レブロンと4シーズンを共闘して2連覇(2012、2013年)を分かち合った男は、番組内でレブロンがこのままLAに残るのか、それとも他のチームでキャリアを終えるのかと聞かれてこう口にしていた。
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レブロンの去就に関して元同僚のハズレムは……