オフシーズンに入ってロサンゼルス・レイカーズとレブロン・ジェームズの周囲が騒がしくなっている。
今夏のチームはFA(フリーエージェント)市場で、26歳のディアンドレ・エイトンと2年1660万ドル、23歳のフォワード、ジェイク・ラレイビアと2年1200万ドルで契約。さらに6月のドラフトでは当日のトレードによって21歳のアドゥ・シーローを獲得した。
一方で、『ESPN』のシャムズ・シャラニアによれば、レイカーズがルカ・ドンチッチを中心に据えた将来に向けたチーム作りにシフトしていることに、レブロンが不満を抱いているという。
シャラニアは『SiriusXM NBA Radio』で次のように語った。
「レブロンは40歳になり、もうすぐ41歳だ。彼は来シーズンに優勝を狙いたいと明確に示している。代理人のリッチ・ポールは『彼は現実的に優勝を狙えるチャンスが欲しい』と私に直接語ってくれた。たとえ1年、2年、3年のキャリアが残っていても、彼は常に勝負できる状態でいたいんだ。
彼はレイカーズが未来志向の姿勢を取っていると感じている。どこで双方が折り合うのか? 一方は優勝を狙い、もう一方は未来を見据える。そうした状況はこれから2か月以内に進展し、厳しい話し合いが必要になるだろう」
現在、レイカーズのロスターにはドンチッチにオースティン・リーブス、八村塁、ジャレッド・ヴァンダービルト、ダルトン・コネクト、そして新加入のエイトン、ラレイビアとタレントは揃いつつある。
しかし、王者オクラホマシティ・サンダーや、オフに大型補強を敢行したヒューストン・ロケッツやデンバー・ナゲッツに比べると戦力面で見劣りする感は否めず、上位争いを演じるにはさらなる補強が必要だ。
そこで多くの人が注目しているのは、レブロンはレイカーズに残るのか、それとも移籍するのかという問題だ。
レブロンは今夏に5260万ドルのプレーヤーオプションを行使したため、移籍するにはトレードが必要になる。
そんななか、レイカーズのレジェンドであるバイロン・スコットは、自身のポッドキャスト番組『Byron Scott's Fast Break』で、レブロンが現役引退まで、さらにはその先も“パープル&ゴールド”にとどまる可能性が高いと予想している。
「(移籍の)可能性は低いと思う。彼がLAを離れるとは思わないし、レイカーズが彼をトレードするとも思わない。あと2年…多くても2年でキャリアを終えるだろうと私は見ている」
依然として第一線でプレーを続けているとはいえ、レブロンのキャリアが終盤に差し掛かっていることは紛れもない事実。そのため、チームが将来に目を向けるのは自然な流れであり、代理人のポールも、実際に他球団からのトレードの打診があったことも認めている。
とはいえ、レブロン自身が球団へトレードを要求した事実はなく、来季終了後には完全FAとなる見込みだが、スコットは来夏の戦略についてレイカーズが採るべき道筋を示している。
「まずはチームが狙うFAを獲得し、それからレブロンと再契約するのがベストだ。彼と先に契約を結ぶとサラリーキャップを圧迫してしまうからね。当然、それらの動きについては事前にレブロンにも伝える必要がある」
スコットは、チームとしての補強を優先しつつも、レブロンをないがしろにしない形で計画を進めるべきだと助言していた。
構成●ダンクシュート編集部
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一方で、『ESPN』のシャムズ・シャラニアによれば、レイカーズがルカ・ドンチッチを中心に据えた将来に向けたチーム作りにシフトしていることに、レブロンが不満を抱いているという。
シャラニアは『SiriusXM NBA Radio』で次のように語った。
「レブロンは40歳になり、もうすぐ41歳だ。彼は来シーズンに優勝を狙いたいと明確に示している。代理人のリッチ・ポールは『彼は現実的に優勝を狙えるチャンスが欲しい』と私に直接語ってくれた。たとえ1年、2年、3年のキャリアが残っていても、彼は常に勝負できる状態でいたいんだ。
彼はレイカーズが未来志向の姿勢を取っていると感じている。どこで双方が折り合うのか? 一方は優勝を狙い、もう一方は未来を見据える。そうした状況はこれから2か月以内に進展し、厳しい話し合いが必要になるだろう」
現在、レイカーズのロスターにはドンチッチにオースティン・リーブス、八村塁、ジャレッド・ヴァンダービルト、ダルトン・コネクト、そして新加入のエイトン、ラレイビアとタレントは揃いつつある。
しかし、王者オクラホマシティ・サンダーや、オフに大型補強を敢行したヒューストン・ロケッツやデンバー・ナゲッツに比べると戦力面で見劣りする感は否めず、上位争いを演じるにはさらなる補強が必要だ。
そこで多くの人が注目しているのは、レブロンはレイカーズに残るのか、それとも移籍するのかという問題だ。
レブロンは今夏に5260万ドルのプレーヤーオプションを行使したため、移籍するにはトレードが必要になる。
そんななか、レイカーズのレジェンドであるバイロン・スコットは、自身のポッドキャスト番組『Byron Scott's Fast Break』で、レブロンが現役引退まで、さらにはその先も“パープル&ゴールド”にとどまる可能性が高いと予想している。
「(移籍の)可能性は低いと思う。彼がLAを離れるとは思わないし、レイカーズが彼をトレードするとも思わない。あと2年…多くても2年でキャリアを終えるだろうと私は見ている」
依然として第一線でプレーを続けているとはいえ、レブロンのキャリアが終盤に差し掛かっていることは紛れもない事実。そのため、チームが将来に目を向けるのは自然な流れであり、代理人のポールも、実際に他球団からのトレードの打診があったことも認めている。
とはいえ、レブロン自身が球団へトレードを要求した事実はなく、来季終了後には完全FAとなる見込みだが、スコットは来夏の戦略についてレイカーズが採るべき道筋を示している。
「まずはチームが狙うFAを獲得し、それからレブロンと再契約するのがベストだ。彼と先に契約を結ぶとサラリーキャップを圧迫してしまうからね。当然、それらの動きについては事前にレブロンにも伝える必要がある」
スコットは、チームとしての補強を優先しつつも、レブロンをないがしろにしない形で計画を進めるべきだと助言していた。
構成●ダンクシュート編集部
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