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NBA

トレイ・ヤングはMAX契約に値する?米識者は否定的「彼はリーグのトップ20にさえ入れない」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.07.21

ヤングはMAX契約に値しないと米識者は主張している。(C)Getty Images

ヤングはMAX契約に値しないと米識者は主張している。(C)Getty Images

 昨季のアトランタ・ホークスは、イースタン・カンファレンス8位の40勝42敗(勝率48.8%)でレギュラーシーズンを終えてプレーイン・トーナメントへ進出。オーランド・マジックとの第7シード決定戦を落とすと、マイアミ・ヒートとの第8シード決定戦にも敗れ、2シーズン連続でプレーオフ出場を逃がした。

 するとフロントは今オフに入ってロスターにメスを入れる。7チーム間のサイン&トレードでクリント・カペラ(現ヒューストン・ロケッツ)が、3チーム間トレードでテレンス・マン(現ブルックリン・ネッツ)とジョージ・ニアン(現ボストン・セルティックス)が、FA(フリーエージェント)戦線でキャリス・ルバート(現デトロイト・ピストンズ)とラリー・ナンスJr.(現クリーブランド・キャバリアーズ)が退団した。

 その一方、3チーム間トレードでクリスタプス・ポルジンギスを、ミネソタ・ティンバーウルブズとのサイン&トレードでニキール・アレキサンダー・ウォーカーを、FAではルーク・ケナードをロスターに加えた。
 
 このチームにはオールスターガードのトレイ・ヤング、昨季平均3.0本でスティール王に輝き、最優秀躍進選手賞(MIP)とオールディフェンシブ1stチームに選ばれたダイソン・ダニエルズ、オールルーキー1stチーム入りしたザカリー・リザシェイ、万能フォワードのジェイレン・ジョンソン、先発センターのオニエカ・オコングが健在で、全体的な戦力アップに成功。

 ポルジンギスが健康体を維持できるのか、アレキサンダー・ウォーカーが攻守両面で機能するのか、ケナードが持ち前のシュート力を発揮できるのか。新加入選手たちの貢献が今季の最終結果を左右することになりそうだが、ホークスの屋台骨はチーム最古参の在籍8年目を迎えるヤングに変わりない。

 昨季平均24.2点、3.1リバウンド、1.2スティールにキャリアハイの11.6アシストで初のアシスト王に立った26歳のポイントガード(PG)が、ロスターにメスを入れたホークスをまとめられるかがポイントになる。
 
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