アイバーソンは公称183㎝・75㎏の小兵ながら、驚異的なスタミナと抜群の身体能力、超人的なメンタルタフネスを併せ持ち、リングへアタックを続けた稀代のスコアラー。2001年にはMVPを受賞、オールスターに11度、オールNBAチームに7度選ばれ、得点王に4度輝いた実績を誇る。
ボールを保持した時のクイックネスは唯一無二で、振り幅の大きなクロスオーバーやヘジテーションなどのスキルを駆使して相手守備陣を突破。レイアップやジャンパー、ファウルを獲得してフリースローを決め切り、レギュラーシーズンのキャリア平均26.7点はNBA歴代9位、プレーオフではキャリア平均29.7点で同3位にランクしている。
ウェイトトレーニングこそあまりしていなかったとはいえ、アイバーソンは不調の試合でも終盤の勝敗が分かれる大事な場面でクラッチショットを決め切って所属チームを何度も勝利へ導いてきた。それは持ち前のメンタルタフネスだけでなく、豊富な練習量で培った自信があったからこそだ。
NBA選手たちにとって、オフは長丁場のシーズンを乗り切った肉体とメンタル面を休ませる期間。それと同時に、キャリアアップするための大切な期間であり、新たなスキルの習得、既存のスキルに磨きをかける、あるいはフルシーズンを乗り切るための肉体を作り上げるために時間を割くことになる。
アイバーソンから見ても、SGAの成長曲線は称賛に値するもので、現在NBAで最高の選手という称号を与える価値があると強く感じているのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ボールを保持した時のクイックネスは唯一無二で、振り幅の大きなクロスオーバーやヘジテーションなどのスキルを駆使して相手守備陣を突破。レイアップやジャンパー、ファウルを獲得してフリースローを決め切り、レギュラーシーズンのキャリア平均26.7点はNBA歴代9位、プレーオフではキャリア平均29.7点で同3位にランクしている。
ウェイトトレーニングこそあまりしていなかったとはいえ、アイバーソンは不調の試合でも終盤の勝敗が分かれる大事な場面でクラッチショットを決め切って所属チームを何度も勝利へ導いてきた。それは持ち前のメンタルタフネスだけでなく、豊富な練習量で培った自信があったからこそだ。
NBA選手たちにとって、オフは長丁場のシーズンを乗り切った肉体とメンタル面を休ませる期間。それと同時に、キャリアアップするための大切な期間であり、新たなスキルの習得、既存のスキルに磨きをかける、あるいはフルシーズンを乗り切るための肉体を作り上げるために時間を割くことになる。
アイバーソンから見ても、SGAの成長曲線は称賛に値するもので、現在NBAで最高の選手という称号を与える価値があると強く感じているのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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