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ホスト国ラトビアがベスト16で敗退も、ポルジンギスは「誇らしい気持ち」NBA新シーズンの開幕にも「すぐフル稼働できる」と自信<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2025.09.07

「もちろんだ。自分は代表戦に参戦した後のシーズンがいつも一番調子がいいんだ。いくら夏の間にハードにトレーニングしたとしても、実戦に敵うものはない。しかもこんなにハイレベルでインテンシティの高い試合ならなおさらだ。だから今すぐにアトランタに行ったとしても、最高のコンディションを発揮できる気がしているよ。すでにリズムに乗ってるし、すぐにでもフル稼働できる状態だ」

 ラトビアは、1935年に初めて開催されたユーロバスケットの初代チャンピオンでもある。

「自国のファンの前でプレーできるこんな機会を得ることができて、大会の最初から、誇らしい気持ちでいっぱいだった。親善試合ですら毎回ソールドアウトになるくらいだから、この国のファンのみんなが、この大会をものすごく楽しみにしていたんだ。まるで1935年に優勝した時みたいな期待感があった。なにか信じられないようなことができるんじゃないかってね」

 残念ながらラウンド16で敗退となってしまったが、その悔しさも、新シーズンへのモチベーションとなることだろう。
 
 ラウンド16のその他の対戦カードでは、トルコが決勝トーナメント初進出のスウェーデンに終始リードを奪われる予想外の展開の末、85-79で辛勝。

 ドイツ対ポルトガル戦も同様に、得点頭の2人、フランツ・ヴァグナーとデニス・シュルーダーの出足が鈍く、伏兵ポルトガルにリードを許す場面もあったが、最後は調子を取り戻して85-58で圧勝した。

 そしてラウンド16、1日目の最終戦は、ニコラ・ヨキッチ擁する優勝候補のセルビアが、ラウリー・マルッカネン率いるフィンランドに敗れ、2022年の前回大会同様、準々決勝に進めずに敗退。

 各対戦とも、グループリーグで順位が上だった側が勝ち抜けたが、このセルビア戦だけは、3位通過のフィンランドが2位通過のセルビアを倒す下剋上の結果となった。

文●小川由紀子

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