8月27日に開幕した「FIBAユーロバスケット2025」は、リガ(ラトビア)、タンペレ(フィンランド)、リマソール(キプロス)、カトヴィツェ(ポーランド)の4都市に分かれて行なわれたグループステージを終えた。
昨年のパリ五輪の銅メダリストで今大会優勝候補のセルビア、ホスト国ラトビア、トルコ、ポルトガル、チェコ、エストニアが集ったグループA(リガ会場)では、全勝同士の対決となったセルビア対トルコの最終戦を、アルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)の大活躍でトルコが制してグループ首位の座をゲット。
2位のセルビアは、代表戦で傑出したパフォーマンスを発揮するキャプテンのボグダン・ボグダノビッチ(ロサンゼルス・クリッパーズ)が、2戦目のポルトガル戦でハムストリングを負傷して離脱する不測の事態となった。
それでも、5戦平均20.2点に9.2リバウンドをマークするニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)に加え、若きニコラ・ヨビッチ(マイアミ・ヒート)も平均11.4点と、高いオフェンス力を発揮している。
2023年のワールドカップで5位と躍進したラトビアは、上の2チームには敗れたものの、その他の3チームから手堅く勝ち星を手に入れ、3勝2敗で3位につけた。
決勝トーナメント進出を懸けた残る1席の争いは、1勝3敗同士のポルトガルとエストニアが激突。ラトビア戦で2点差の惜敗と力戦を披露していたエストニアがリードを保ったが、最終クォーターでポルトガルが逆転。最後は手に汗握る大接戦をポルトガルが制し、最後の切符を掴み取った。
W杯チャンピオンのドイツを筆頭に、リトアニア、ホスト国フィンランド、スウェーデン、モンテネグロ、イギリスが揃ったグループBは、ドイツが無敗で王者の貫禄を見せつけた。
昨年のパリ五輪を最後にゴードン・ハーバートHC(ヘッドコーチ) が勇退したドイツは、今大会は後任の元スペイン代表、アレックス・ムンブルが初めて采配を振るうことになっていたが、フィンランド入りした後に急性感染症を患い、現地の病院で入院治療を受けていた。
急遽アシスタントコーチが代役としてチームを率いたが、数年かけて培ってきたチーム力の賜物か、選手たちは動揺することなく無傷の5連勝。それどころか、グループリーグを終えて1試合平均が大会唯一の100点超え(105.8)と、オフェンスが冴え渡っている。
フランツ・ヴァグナー(オーランド・マジック)が平均21.6点、デニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)が21.0点と、全出場国で唯一、得点ランキングTOP10に2人がランクインしているチームだ。
ムンブルーHC は無事退院して、現在は決勝トーナメント会場のラトビアに到着してチームに合流しているので、次ラウンドからはコートサイドで指揮を執ることになりそうだ。
昨年のパリ五輪の銅メダリストで今大会優勝候補のセルビア、ホスト国ラトビア、トルコ、ポルトガル、チェコ、エストニアが集ったグループA(リガ会場)では、全勝同士の対決となったセルビア対トルコの最終戦を、アルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)の大活躍でトルコが制してグループ首位の座をゲット。
2位のセルビアは、代表戦で傑出したパフォーマンスを発揮するキャプテンのボグダン・ボグダノビッチ(ロサンゼルス・クリッパーズ)が、2戦目のポルトガル戦でハムストリングを負傷して離脱する不測の事態となった。
それでも、5戦平均20.2点に9.2リバウンドをマークするニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)に加え、若きニコラ・ヨビッチ(マイアミ・ヒート)も平均11.4点と、高いオフェンス力を発揮している。
2023年のワールドカップで5位と躍進したラトビアは、上の2チームには敗れたものの、その他の3チームから手堅く勝ち星を手に入れ、3勝2敗で3位につけた。
決勝トーナメント進出を懸けた残る1席の争いは、1勝3敗同士のポルトガルとエストニアが激突。ラトビア戦で2点差の惜敗と力戦を披露していたエストニアがリードを保ったが、最終クォーターでポルトガルが逆転。最後は手に汗握る大接戦をポルトガルが制し、最後の切符を掴み取った。
W杯チャンピオンのドイツを筆頭に、リトアニア、ホスト国フィンランド、スウェーデン、モンテネグロ、イギリスが揃ったグループBは、ドイツが無敗で王者の貫禄を見せつけた。
昨年のパリ五輪を最後にゴードン・ハーバートHC(ヘッドコーチ) が勇退したドイツは、今大会は後任の元スペイン代表、アレックス・ムンブルが初めて采配を振るうことになっていたが、フィンランド入りした後に急性感染症を患い、現地の病院で入院治療を受けていた。
急遽アシスタントコーチが代役としてチームを率いたが、数年かけて培ってきたチーム力の賜物か、選手たちは動揺することなく無傷の5連勝。それどころか、グループリーグを終えて1試合平均が大会唯一の100点超え(105.8)と、オフェンスが冴え渡っている。
フランツ・ヴァグナー(オーランド・マジック)が平均21.6点、デニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)が21.0点と、全出場国で唯一、得点ランキングTOP10に2人がランクインしているチームだ。
ムンブルーHC は無事退院して、現在は決勝トーナメント会場のラトビアに到着してチームに合流しているので、次ラウンドからはコートサイドで指揮を執ることになりそうだ。