おまけにアレックス・サー(ウィザーズ)が2試合目のスロベニア戦で左ふくらはぎを負傷して離脱。ガーション・ヤブセレ(ニューヨーク・ニックス)が牽引役となって、このジョージア戦でも要所でビッグプレーを繰り出すなど奮闘したが、相手の総合力と気合が完全に優っていた。
「全員が勝てると信じてこの試合に臨んだ。ここ最近の試合を見ていると、より勝ちたいと思った者、より激しく戦った者が勝つ傾向にあるように感じる。今日の試合もまさにそうだった。フランスが勝ちを望んでいなかったと言ってるわけじゃない。言いたいのは、弱者であるほどより強い闘志を掻き立てられるということだ」
そんなマムケラシュビリの試合後のコメントを聞いて、誰もが納得するようなジョージアの気迫にあふれたパフォーマンスだった。
フランス代表のエースであるウェンバンヤマとスパーズで共闘し、プライベートでも仲がいい間柄にあるマムケラシュビリからは、こんな軽妙なトークも飛び出した。
「ウェンバンヤマに『俺たちはフランスを破ったぞ』ってテキストメッセージを送るよ。それから『お前がいなくて残念だったよ。いても負かしていただろうからな』ってね(笑)」
初の準々決勝進出となったジョージアは、セルビアを破ったフィンランドと対戦する。番狂せを演じた者同士は、はたしてどのようなバトルを見せてくれるのか。
ラウンド16、2日目のその他の対戦カードでは、ポーランドがボスニア・ヘルツェゴビナを下して2大会連続の8強入りを決めた。
決勝トーナメント初出場のボスニア・ヘルツェゴビナは、ユスフ・ヌルキッチ(ユタ・ジャズ)を中心にティップオフ直後から猛攻を仕掛け、開始5分も経たないうちに点差を2桁に乗せる。だが前回大会でもベスト4に進出している試合巧者のポーランドが第3クォーター終盤に追いつくと、その後の接戦を勝ち切った。
スロベニア対イタリアは、スロベニアが総得点の半分にあたる42得点をあげたルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)の大活躍もあり準々決勝進出。
ラウンド16 のトリを飾ったギリシャ対イスラエル戦は、ヤニス・アテトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が37得点、10リバウンドのダブルダブルと躍動し、母国を次ラウンドに導いた。
準々決勝でポーランドはトルコ、ギリシャはリトアニア、スロベニアはドイツと対戦する。
文●小川由紀子
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「全員が勝てると信じてこの試合に臨んだ。ここ最近の試合を見ていると、より勝ちたいと思った者、より激しく戦った者が勝つ傾向にあるように感じる。今日の試合もまさにそうだった。フランスが勝ちを望んでいなかったと言ってるわけじゃない。言いたいのは、弱者であるほどより強い闘志を掻き立てられるということだ」
そんなマムケラシュビリの試合後のコメントを聞いて、誰もが納得するようなジョージアの気迫にあふれたパフォーマンスだった。
フランス代表のエースであるウェンバンヤマとスパーズで共闘し、プライベートでも仲がいい間柄にあるマムケラシュビリからは、こんな軽妙なトークも飛び出した。
「ウェンバンヤマに『俺たちはフランスを破ったぞ』ってテキストメッセージを送るよ。それから『お前がいなくて残念だったよ。いても負かしていただろうからな』ってね(笑)」
初の準々決勝進出となったジョージアは、セルビアを破ったフィンランドと対戦する。番狂せを演じた者同士は、はたしてどのようなバトルを見せてくれるのか。
ラウンド16、2日目のその他の対戦カードでは、ポーランドがボスニア・ヘルツェゴビナを下して2大会連続の8強入りを決めた。
決勝トーナメント初出場のボスニア・ヘルツェゴビナは、ユスフ・ヌルキッチ(ユタ・ジャズ)を中心にティップオフ直後から猛攻を仕掛け、開始5分も経たないうちに点差を2桁に乗せる。だが前回大会でもベスト4に進出している試合巧者のポーランドが第3クォーター終盤に追いつくと、その後の接戦を勝ち切った。
スロベニア対イタリアは、スロベニアが総得点の半分にあたる42得点をあげたルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)の大活躍もあり準々決勝進出。
ラウンド16 のトリを飾ったギリシャ対イスラエル戦は、ヤニス・アテトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が37得点、10リバウンドのダブルダブルと躍動し、母国を次ラウンドに導いた。
準々決勝でポーランドはトルコ、ギリシャはリトアニア、スロベニアはドイツと対戦する。
文●小川由紀子
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