84-77で勝利したこの試合で、ドンチッチは1人で総得点の半分にあたる42得点をマークしたわけだが、50人近い報道陣が一斉にマイクを向けた試合後の取材ゾーンで、ドンチッチは“個の力”というイメージを打ち消すかのようにスロベニアのチーム力を強調した。
「僕たちは、勝つ時も負ける時も全員一緒だ。このチームに個は存在していない。みんなが一体となってプレーしている。チームはみんな仲が良くて、ケミストリーはこれまでで最高と言えるくらいだ。もちろん時には口論になることもある。でもそれはスポーツの一部だ。コート上では、お互いがお互いを助けたいと願っている。そんな仲間たちを、僕は改めて称賛したい」
準々決勝でスロベニアが対戦するのは強敵ドイツ。直近では2023年ワールドカップの第2ラウンドで対戦している。この試合で、ドンチッチはチームハイの23得点と奮闘した一方、デニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)の24得点を筆頭に、5人に2桁得点を献上して100-71でねじ伏せられた。
9月6日にラウンド16を戦ったドイツが中3日で次戦を迎えるのに対し、スロベニアは中2日。しかもドンチッチは軽い打撲から完全に回復するかどうかという状態で、W杯チャンピオンとの一戦に臨むことになる。
「大会の最初から僕たちは信じてきた。ドイツとの厳しい戦いが待っているけれど、信じることが大切なんだ」
今大会に並々ならぬ意欲を注ぐドンチッチが見据えているのは、2017年大会以来の金メダル獲得だけだ。
文●小川由紀子
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「僕たちは、勝つ時も負ける時も全員一緒だ。このチームに個は存在していない。みんなが一体となってプレーしている。チームはみんな仲が良くて、ケミストリーはこれまでで最高と言えるくらいだ。もちろん時には口論になることもある。でもそれはスポーツの一部だ。コート上では、お互いがお互いを助けたいと願っている。そんな仲間たちを、僕は改めて称賛したい」
準々決勝でスロベニアが対戦するのは強敵ドイツ。直近では2023年ワールドカップの第2ラウンドで対戦している。この試合で、ドンチッチはチームハイの23得点と奮闘した一方、デニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)の24得点を筆頭に、5人に2桁得点を献上して100-71でねじ伏せられた。
9月6日にラウンド16を戦ったドイツが中3日で次戦を迎えるのに対し、スロベニアは中2日。しかもドンチッチは軽い打撲から完全に回復するかどうかという状態で、W杯チャンピオンとの一戦に臨むことになる。
「大会の最初から僕たちは信じてきた。ドイツとの厳しい戦いが待っているけれど、信じることが大切なんだ」
今大会に並々ならぬ意欲を注ぐドンチッチが見据えているのは、2017年大会以来の金メダル獲得だけだ。
文●小川由紀子
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