ペイサーズとのカンファレンス・ファイナルを2勝4敗で落としたとはいえ、カール・アンソニー・タウンズの加入1年目で、2000年以来のカンファレンス・ファイナル進出を果たした。
タウンズ、ジェイレン・ブランソン、OG・アヌノビー、ミケル・ブリッジズ、ジョシュ・ハートという先発陣は今季も健在。さらにマイルズ・マクブライド、ミッチェル・ロビンソンが控えるベンチには今夏、ジョーダン・クラークソン、ガーション・ヤブセレを新たに加え、戦力を向上させている。
長丁場のシーズンだけに、思うように勝ち切れない時期や主力が相次いでケガで離脱することもあるだろう。それでも、戦力は昨季以上で選手層も厚くなっただけに、1973年を最後に遠ざかっているリーグ制覇の可能性は十分あると言える。
ただ、気がかりなのはコーチ陣の交代。直近5シーズン指揮を執ってきたトム・シボドーを解任し、新たにマイク・ブラウンがヘッドコーチ(HC)へ就任したことで、コーチングスタッフも変動している。
これが奏功してチームがまとまれば、さらに強さを増すことが見込めるが、この交代劇がうまく機能しなかった場合、苦戦を強いられるかもしれない。キャンプとプレシーズン期間にどこまで新コーチの指導が選手たちへ浸透するかが、スタートダッシュを切るためのカギになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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タウンズ、ジェイレン・ブランソン、OG・アヌノビー、ミケル・ブリッジズ、ジョシュ・ハートという先発陣は今季も健在。さらにマイルズ・マクブライド、ミッチェル・ロビンソンが控えるベンチには今夏、ジョーダン・クラークソン、ガーション・ヤブセレを新たに加え、戦力を向上させている。
長丁場のシーズンだけに、思うように勝ち切れない時期や主力が相次いでケガで離脱することもあるだろう。それでも、戦力は昨季以上で選手層も厚くなっただけに、1973年を最後に遠ざかっているリーグ制覇の可能性は十分あると言える。
ただ、気がかりなのはコーチ陣の交代。直近5シーズン指揮を執ってきたトム・シボドーを解任し、新たにマイク・ブラウンがヘッドコーチ(HC)へ就任したことで、コーチングスタッフも変動している。
これが奏功してチームがまとまれば、さらに強さを増すことが見込めるが、この交代劇がうまく機能しなかった場合、苦戦を強いられるかもしれない。キャンプとプレシーズン期間にどこまで新コーチの指導が選手たちへ浸透するかが、スタートダッシュを切るためのカギになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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