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NBA

NBA再開後“必見の7試合”を米メディアが選定!LA2チームによる頂上決戦や新人王候補の直接対決も

秋山裕之

2020.06.29

昨年のプレーオフ準決勝でしのぎを削ったバックスとセルティックス。チームを引っ張る両エースの活躍に注目だ。(C)Getty Images

昨年のプレーオフ準決勝でしのぎを削ったバックスとセルティックス。チームを引っ張る両エースの活躍に注目だ。(C)Getty Images

■2.セルティックスvsバックス(7月31日)
 イーストトップの戦績(53勝12敗/勝率81.5%)を誇るバックスと、3位(43勝21敗/勝率67.2%)のセルティックスによる今季第3戦。ここまで1勝1敗の五分で迎える両チームの戦いは、ヤニス・アデトクンボ(バックス)、ジェイソン・テイタム(セルティックス)というオールスターフォワードを中心とした好勝負が期待できる。

 両チームともリーグ有数のディフェンス力を誇るものの、フロントコートの高さに利を持つバックスに対して、セルティックスは先発センターのダニエル・タイスが203cmと小柄で、スイッチングディフェンスを効果的に活用する。スタイルの異なるどちらのチームが有利な展開へと持ち込むかに注目したい。

■3.バックスvsロケッツ(8月2日)
 今季の開幕戦で対決した2チームがシーズン再開後に激突。リーグベストのディフェンシブ・レーティング(100回のポゼッションにおける失点)101.9を記録するバックスに対して、シーズン途中にスモールボールへと切り替えたロケッツがどんな戦いを見せるのかは興味深い。

 また、オールスターのドラフトを機に、昨季のMVPアデトクンボと一昨季のMVPジェームズ・ハーデンがメディアを通じて舌戦を展開していただけに、“新旧MVP”による直接対決も必見だ。
 
■4.グリズリーズvsペリカンズ(8月3日)
 昨年のドラフト全体1位指名のザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)と2位指名のジャ・モラント(グリズリーズ)が競演する注目カード。今季の新人王筆頭候補のモラントに対して、ザイオンは19試合のみの出場ながら強烈なインパクトを残して猛追している。

 グリズリーズはペリカンズに対して今季2連敗。1月31日の試合ではペリカンズがザイオンの24得点を筆頭に8選手が2桁得点を奪い、今季チーム最多の139得点をあげて快勝。プレーオフ最終スポットの8位を死守したいグリズリーズにとって、比較的スケジュールに恵まれたペリカンズは最大のライバルとなるかもしれないため、是が非でも勝利しておきたい重要な一戦だ。

■5.セルティックスvsラプターズ(8月7日)
 セルティックスはオフェンシブ・レーティングとディフェンシブ・レーティングでいずれもリーグトップ5に入るなど、好守両面に秀でた好チーム。対するラプターズはディフェンシブ・レーティングでバックスに次ぐリーグ2位の105.2という堅守を武器に、昨年に続くリーグ制覇を見据えている。順当にプレーオフを勝ち進めばイースタン・カンファレンス準決勝で相まみえるだけに、その前哨戦となり得る一戦だ。

 今季はここまでセルティックスが2勝1敗とリードしているものの、ラプターズは今季中盤まで故障者が続出してベストメンバーを組めなかったため、過去の戦績はあまり参考にならない。ラプターズはパスカル・シアカム、セルティックスはテイタムという若手オールスターがエースを務めており、どちらが勝利へ導くのかに注目したい。
 

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