レイカーズは、息子の健康面を理由にエイブリー・ブラッドリーが再開後のシーズンをプレーしないことを発表。それを受け、今年２月にワークアウトを行なったベテランのＪＲ・スミスと今季終了までの契約を締結した。

　シーズン再開に向けて否定的なコメントを発していたドワイト・ハワードについても、ヴォーゲルＨＣは「プレーしてくれるだろうと見ている」と話していたと『USA Today』のマーク・メディーナ記者が２日に報じており、現状考えられるベストメンバーで“シーディングゲーム”（順位決定戦）を迎えることができそうだ。
  　スミスがロースターに加わったことで、レイカーズにはレブロン、ダニー・グリーン、ラジョン・ロンド、ジャベール・マギー、クイン・クックと、優勝経験者が６人に。キャリア10年以上を誇るベテランも７人（レブロン、ハワード、スミス、ロンド、ジャレッド・ダドリー、マギー、グリーン）となり、リーグ屈指のベテラン軍団として拍車をかけた。

　百戦錬磨の選手たちが揃うなか、デイビスはさらにギアを上げてレイカーズをフランチャイズ史上17度目のチャンピオンシップへと導くことができるのか。復権を期す名門の挑戦から目が離せない。

文●秋山裕之（フリーライター）

【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ？識者８人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介！