「私はオールスターからMVPになった。自分をコビー・ブライアントやティム・ダンカンと同じカテゴリーで語るようなことはしないけど、あのチーム(サンズ)は特別だった。毎年、得点力でリーグトップにいた。私はパスを第一とする学校の出身だから平均25点とかは記録していないけど、平均15~18点、クロスゲームや第4クォーターの勝負どころではギアを上げた。仲間に気持ちよくプレーしてもらい、簡単にゴールを決めてもらう。自分は必要な時にステップアップする感じだね」
そんなナッシュは現役を引退する前のラスト3シーズン(2012~15年。最終年はケガで全休)、同期で長年しのぎを削ったコビーとレイカーズで同僚となった。タイトルの獲得こそ叶わなかったが、キャリア晩年での共闘は「驚くべき経験だった」という。
「彼は長年、私にとって競争相手だった。レイカーズに来て、若い選手たちの彼へのリスペクト・崇拝ぶりを目の当たりにすることができた。今まで私にはそんな観点がなかったから斬新だったね。自分がNBAに入った時の、MJ(マイケル・ジョーダン)に対するスタンスを思い出したよ」
コビーはジョーダンやレブロン・ジェームズとともに史上最高の選手の1人として語られるが、ナッシュも「対戦して恐怖を感じた」と語る“神様”と同列に語っている。
「コビーはMJやレブロンと同じステージにいたと思う。今まで見た選手のなかでベストな存在も同然だった。全体像でMJ、レブロン、コビーを見た時、最高の状態なら、3人とも他の誰よりも高いレベルでプレーしていた」
今年1月にヘリコプター墜落事故に遭い、コビーは予期せぬ形で帰らぬ人となってしまった。しかし、ナッシュにとって、同期であり、元同僚でもあるコビーとの時間はバスケットボール人生においてかげがえのないものとなったようだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
そんなナッシュは現役を引退する前のラスト3シーズン(2012~15年。最終年はケガで全休)、同期で長年しのぎを削ったコビーとレイカーズで同僚となった。タイトルの獲得こそ叶わなかったが、キャリア晩年での共闘は「驚くべき経験だった」という。
「彼は長年、私にとって競争相手だった。レイカーズに来て、若い選手たちの彼へのリスペクト・崇拝ぶりを目の当たりにすることができた。今まで私にはそんな観点がなかったから斬新だったね。自分がNBAに入った時の、MJ(マイケル・ジョーダン)に対するスタンスを思い出したよ」
コビーはジョーダンやレブロン・ジェームズとともに史上最高の選手の1人として語られるが、ナッシュも「対戦して恐怖を感じた」と語る“神様”と同列に語っている。
「コビーはMJやレブロンと同じステージにいたと思う。今まで見た選手のなかでベストな存在も同然だった。全体像でMJ、レブロン、コビーを見た時、最高の状態なら、3人とも他の誰よりも高いレベルでプレーしていた」
今年1月にヘリコプター墜落事故に遭い、コビーは予期せぬ形で帰らぬ人となってしまった。しかし、ナッシュにとって、同期であり、元同僚でもあるコビーとの時間はバスケットボール人生においてかげがえのないものとなったようだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!