テイタムは「今はチームの皆と練習ができている。ジムで一緒にいられるなんて久々だよ。だからすごく楽しいんだ。俺たちはこの瞬間を楽しんでいて、リズムを取り戻そうとしている。皆が楽しむことができているんだ」とチームの現状についても自信を覗かせていた。

　今後、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たり、ケガで戦線離脱する選手が出ることもあるかもしれないが、セルティックスがファイナル出場候補の一角なのは間違いない。
  　特にここまで平均23.6点、7.1リバウンド、2.9アシストを記録し、オールスターに初選出されたテイタムにとって、今年のプレーオフは今後のキャリアを左右するかもしれない重要な舞台となる。

　22歳の若さで名門のエースとなった男は、自身３度目となるポストシーズンでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、セルティックスの動向ともども注目したいところだ。

文●秋山裕之（フリーライター）

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