「360度ウインドミルであんな高く跳んだことはないし、あの夜は(最後に)リムに腕を突っ込んでのダンクもした。会場に駆け付けた2万人の期待が僕を別次元に連れて行ってくれたんだ」
ちなみに、カーターが“神様”マイケル・ジョーダンらと並ぶ史上最高のダンクアーティストたる所以は、コンテストだけでなく、真剣勝負の試合中にも同じクオリティの一撃を繰り出せたということだ。かつてクリーブランド・キャバリアーズなどでプレーしたブレビン・ナイトの弟で、カーターと共闘経験を持つ元NBA選手のブランディン・ナイトは『Pittsburgh Post-Gazette』でその偉大さについて見解を述べている。
「サマーリーグで一緒にプレーした。バックドアからヴィンスにチェストパスを出した時には、彼はすでに飛んでいた。アリウープパスとしては良くなかったけど、空中でなおかつ足の間でボールをキャッチして、バックダンクを決めたんだ。彼は史上最高のゲームタイム・ダンカーだ。ディフェンダーがいる状況でコンテストダンクを決めていた」
カーターは“ダンクだけの男”と見られることを嫌い、その後長距離シュートを徹底的に磨いてよりオールラウンダーとして進化したが、彼の迫力と優雅さを兼ね備えたダンクが唯一無二だったことは間違いない。
構成●ダンクシュート編集部
【名場面PHOTO】ジョーダン最後のオールスター、コビー81得点、カーターの豪快ダンク……1999-2019 NBA名場面集
ちなみに、カーターが“神様”マイケル・ジョーダンらと並ぶ史上最高のダンクアーティストたる所以は、コンテストだけでなく、真剣勝負の試合中にも同じクオリティの一撃を繰り出せたということだ。かつてクリーブランド・キャバリアーズなどでプレーしたブレビン・ナイトの弟で、カーターと共闘経験を持つ元NBA選手のブランディン・ナイトは『Pittsburgh Post-Gazette』でその偉大さについて見解を述べている。
「サマーリーグで一緒にプレーした。バックドアからヴィンスにチェストパスを出した時には、彼はすでに飛んでいた。アリウープパスとしては良くなかったけど、空中でなおかつ足の間でボールをキャッチして、バックダンクを決めたんだ。彼は史上最高のゲームタイム・ダンカーだ。ディフェンダーがいる状況でコンテストダンクを決めていた」
カーターは“ダンクだけの男”と見られることを嫌い、その後長距離シュートを徹底的に磨いてよりオールラウンダーとして進化したが、彼の迫力と優雅さを兼ね備えたダンクが唯一無二だったことは間違いない。
構成●ダンクシュート編集部
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