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NBA

データが示すNBAとユーロリーグの“逆転現象”。欧州にアメリカ人選手が増加した一方で、NBAは国際色豊かに

小川由紀子

2020.10.19

 アメリカ人選手と自国選手のプレータイムの割合を国別にみたデータによると、アメリカ人選手がプレーしている時間が最も多いのがイスラエルで、自国選手の34%に対しアメリカ人選手が51%と、半数を超えている。ただ、クリーブランド・キャバリアーズの元アシスタントコーチ、デイビッド・ブラッドのように、アメリカ生まれでアメリカとイスラエルと両方の国籍を有している選手も多いので、イスラエルに関しては、国籍の換算についてそういった事情も関係していそうだ。

 イスラエルに次いでアメリカ人選手のプレータイムが多いのはドイツ。以降ロシア、トルコ、イタリア、フランス、ポーランド、ギリシャ、リトアニア、クロアチア、スペイン、セルビア、スロベニアの順だ。ドイツやトルコは、レベル向上のため、積極的にアメリカ人選手を迎え入れる戦略を取っていたのが数字に表われている。
 
 クラブ別でみても、アメリカ人選手のプレータイムの割合がもっとも多いのはトルコのダルサファカで55%、マッカビも51%と半数以上。一方、もっとも少ないクラブはバルセロナ、バレンシア、スロベニアのオリンピアで、全体の13%を占めるにとどまっている。

 一方、チーム内で自国選手のプレータイムが断トツに多いのは、クロアチアで71%。セルビアが67%、リトアニアが57%、ギリシャが47%と続く。旧ユーゴスラビア、リトアニア、ギリシャは、いずれも欧州を代表するバスケ大国であるから、競技人口の多さも反映している。

 バスケ大国という意味ではスペインもその筆頭ではあるが、スペインでは自国選手のプレータイムは3割ほどと多くない。その理由には、スペインリーグが欧州でNo.1と位置づけられているため、NBAには少し手が届かない、あるいはNBA挑戦を前にチャレンジしたい選手たちが世界中からこぞって集まってくるという事情が挙げられる。レアル・マドリーでプロデビューしたルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)もその好例。自国選手にとっても、バルセロナやレアルといったクラブでユーロリーグに参戦するのは、相当ハードルが高いということだ。
 
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アメリカ人選手のプレータイム増加と勝率には関連性がないというデータも

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