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NBA

データが示すNBAとユーロリーグの“逆転現象”。欧州にアメリカ人選手が増加した一方で、NBAは国際色豊かに

小川由紀子

2020.10.19

 ヨーロッパにアメリカ人選手が増えている現象と呼応するように、NBAでは逆にアメリカ人選手の割合がこの20年間で91%から77%に減少。ヨーロッパ人選手は4%から13%と3倍以上に増えている。
 
 NBAが世界最高峰のバスケットボールリーグであることは今後も変わらない。しかし、ドイツ人のダーク・ノビツキー(元マーベリックス)が2007年にシーズンMVPに輝いたのに続いて、ギリシャ人のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)も現在2年連続でMVPを獲得。スロベニア人のルカ・ドンチッチ(マーベリックス)と併せて、ヨーロピアンが今季のオールNBA1stチームの2角を占めているのを見ても、その世界最高峰リーグを演出するプレーヤーたちは、今後ますます国際色豊かになっていくのだろう。

文●小川由紀子

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