■2019-20シーズンに全米放送された試合の視聴者数と視聴率TOP10
1.NBAファイナル第5戦(ヒート×レイカーズ)
視聴者数889万人、視聴率4.76%
(昨季との比較で51.20%減)
2.NBAファイナル第6戦(レイカーズ×ヒート)
視聴者数829万人、視聴率4.17%
(昨季との比較で54.78%減)
3.NBAファイナル第4戦(レイカーズ×ヒート)
視聴者数754万人、視聴率4.37%
(昨季との比較で41.07%減)
4.NBAファイナル第1戦(ヒート×レイカーズ)
視聴者数741万人、視聴率4.06%
(昨季との比較で44.31%減)
5.12月25日(クリッパーズ×レイカーズ)
視聴者数698万人、視聴率3.57%
6.NBAファイナル第2戦(ヒート×レイカーズ)
視聴者数661万人、視聴率3.58%
(昨季との比較で52.41%減)
7.12月25日(ロケッツ×ウォリアーズ)
視聴者数655万人、視聴率3.22%
8.NBAファイナル第3戦(レイカーズ×ヒート)
視聴者数594万人、視聴率3.14%
(昨季との比較で54.70%減)
9.12月25日(バックス×シクサーズ)
視聴者数548万人、視聴率2.97%
10.ウエスタン・カンファレンス準決勝第2戦(ロケッツ×レイカーズ)
視聴者数543万人、視聴率2.87%
(昨季との比較で50.35%減)
昨季NBAの試合を全米放送したのは『ABC』、『ESPN』、『TNT』の3局で、トップ10は『ABC』が独占。その内訳はNBAファイナル全試合とウエスト準決勝、残りの3試合はいずれもクリスマスゲームだった。
特にレイカーズは10試合のうち8試合が入っており、名門復活は視聴者数、視聴率という面でも如実に表われていることが分かる。だがそれでも昨季からダウンしてしまったことは否めない。
新型コロナの影響もあり、第二幕を無観客試合としたことでNBAの収入減は間違いなく、来季のサラリーキャップも昨季の1億914万ドル(約113億5056万円)から最大で1200万ドル(約12億4800万円)も下がると複数の現地メディアが報じている。
NBAは現在、12月22日の開幕を目指している。昨季終了から2か月も経たない中で新シーズンが幕を開けることに対して、選手たちは不満を感じ、ドラフトとフリーエージェント(FA)戦線を控えるコーチやフロントも大慌てになっていると言っていい。
だがNBAにとって、来年7月の東京オリンピックへスター選手を送り込むことは、リーグのPRという重要な意味合いを持ち、インターナショナルなリーグになっていることを世界へ知らしめるチャンスでもある。
それと同時に、毎年好カードが組まれるクリスマスゲームはプレーオフをも上回る視聴者数と視聴率を稼ぐことができるため、収入面でもクリスマス前に開幕させたいということなのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】35歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
1.NBAファイナル第5戦(ヒート×レイカーズ)
視聴者数889万人、視聴率4.76%
(昨季との比較で51.20%減)
2.NBAファイナル第6戦(レイカーズ×ヒート)
視聴者数829万人、視聴率4.17%
(昨季との比較で54.78%減)
3.NBAファイナル第4戦(レイカーズ×ヒート)
視聴者数754万人、視聴率4.37%
(昨季との比較で41.07%減)
4.NBAファイナル第1戦(ヒート×レイカーズ)
視聴者数741万人、視聴率4.06%
(昨季との比較で44.31%減)
5.12月25日(クリッパーズ×レイカーズ)
視聴者数698万人、視聴率3.57%
6.NBAファイナル第2戦(ヒート×レイカーズ)
視聴者数661万人、視聴率3.58%
(昨季との比較で52.41%減)
7.12月25日(ロケッツ×ウォリアーズ)
視聴者数655万人、視聴率3.22%
8.NBAファイナル第3戦(レイカーズ×ヒート)
視聴者数594万人、視聴率3.14%
(昨季との比較で54.70%減)
9.12月25日(バックス×シクサーズ)
視聴者数548万人、視聴率2.97%
10.ウエスタン・カンファレンス準決勝第2戦(ロケッツ×レイカーズ)
視聴者数543万人、視聴率2.87%
(昨季との比較で50.35%減)
昨季NBAの試合を全米放送したのは『ABC』、『ESPN』、『TNT』の3局で、トップ10は『ABC』が独占。その内訳はNBAファイナル全試合とウエスト準決勝、残りの3試合はいずれもクリスマスゲームだった。
特にレイカーズは10試合のうち8試合が入っており、名門復活は視聴者数、視聴率という面でも如実に表われていることが分かる。だがそれでも昨季からダウンしてしまったことは否めない。
新型コロナの影響もあり、第二幕を無観客試合としたことでNBAの収入減は間違いなく、来季のサラリーキャップも昨季の1億914万ドル(約113億5056万円)から最大で1200万ドル(約12億4800万円)も下がると複数の現地メディアが報じている。
NBAは現在、12月22日の開幕を目指している。昨季終了から2か月も経たない中で新シーズンが幕を開けることに対して、選手たちは不満を感じ、ドラフトとフリーエージェント(FA)戦線を控えるコーチやフロントも大慌てになっていると言っていい。
だがNBAにとって、来年7月の東京オリンピックへスター選手を送り込むことは、リーグのPRという重要な意味合いを持ち、インターナショナルなリーグになっていることを世界へ知らしめるチャンスでもある。
それと同時に、毎年好カードが組まれるクリスマスゲームはプレーオフをも上回る視聴者数と視聴率を稼ぐことができるため、収入面でもクリスマス前に開幕させたいということなのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】35歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!