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NBA

「戦う準備はできている」と口を揃えるカリーとカーHC。来季のウォリアーズは覇権奪回を果たせるか?

秋山裕之

2020.11.08

 ウォリアーズはすでにプレーオフ出場争いから脱落していたため、7月末から行なわれた第二幕にも参戦できず。そのため、カリーの2019-20シーズンはわずか5試合のみの出場に終わり、今や公式戦から約8か月も離れている。

 それだけに、ウォリアーズは来季の覇権争いへと返り咲くべく、静かに闘志を燃やしている。2020-21シーズンが12月22日に開幕することが決まり、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)も「私は足元を見られてきた。でも本当に、準備はできている。練習開始が待ちきれないね。我々は全員が同じように感じている。(ロサンゼルス)レイカーズや(マイアミ)ヒートはまだキャンプの準備ができていないと思うけど、我々は動き出す準備ができているよ」と、戦う態勢が整っていることを『NBC Sports』へ語っていた。

 NBAファイナルを戦ったレイカーズとヒートの選手たちにとっては、オフシーズンが2か月もなく、コンディションやモチベーションのキープが難しい状況なのだが、ウォリアーズの選手たちにとっては絶好のアピールチャンスでもある。

 もちろん、新型コロナウイルスの猛威は収まっておらず、オフの短さゆえにケガ人が続出してしまう恐れもあるため、シーズンが計画どおり進むかどうかはわからない。
 
 それでも、カリーは先週出演したインスタライブ『LetsGoWarriors』で「もちろん。僕はバスケットボールがプレーしたいよ」と切り出し、胸の内を明かしていた。

「それが僕の大好きなことだからね、チームメイトたちと一緒にコートへ出て、(勝利すべく)やり合いたい。ファンの皆もバスケットボールを見たがっているはずさ。実際にプレーしていくうえで、不確定要素が多いことはわかっている。だけど僕はバスケットボールがしたいし、シーズンが始まってほしいと思っている。

 僕にとって7か月以上もバスケットから離れているのは初めてなんだ。バブル(第二幕の開催地)の試合を観ているだけでもタフだったよ。だから当然、コートへ戻ってプレーする準備はできている」

 臨戦態勢を整えているウォリアーズのスーパースターは、開幕から良好なコンディションで大暴れしてくれそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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