「誰もマイケル・ジョーダンを超えられない。なぜなら、彼はチャンピオンシップ６回すべてに勝っている。マイケル・ジョーダンはブルズでプレーし、彼にはスコッティ・ピッペンという相棒がいた。しかし、ジョーダンなしでは、ブルズは優勝できなかった。マイケル・ジョーダンがいたからこそ成し遂げられたことだ。プレーしていた時はマイケル・ジョーダンのファンというわけではなかった。面と向かってチャレンジしたかったからね。ゲイリー（ペイトン）はよくジョーダンとマッチアップしていたから、俺はゲイリーをよくからかったもんさ」
  　ケンプは2002－03シーズンを最後に現役生活にピリオドを打っており、2003年にＮＢＡ入りしたレブロンとは対戦経験がない。体験から基づく比較はややジョーダン寄りのモノサシになっている感は否めないが、それでも“バスケットボールの神様”の全盛期を知る者からすれば、いつまでもアンタッチャブルな存在なのは変わらないようだ。

構成●ダンクシュート編集部

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