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NBA

ジョーダン&ピッペン、マローン&ストックトン…全30球団の“オールドラフトチーム”を米メディアが発表!【Part.2】

ダンクシュート編集部

2020.12.04

ストックトン(右)は84年、マローンは85年にジャズに入団。必殺のピック&ロールでチームは97、98年にファイナルまで勝ち進んだ。(C)Getty Images

ストックトン(右)は84年、マローンは85年にジャズに入団。必殺のピック&ロールでチームは97、98年にファイナルまで勝ち進んだ。(C)Getty Images

■ジャズ
ガード:ジョン・ストックトン(1984)、デロン・ウィリアムズ(2005)
フォワード:ポール・ミルサップ(2006)、カール・マローン(1985)
センター:ルディ・ゴベア(2013)

 ジャズのストックトン&マローンは、ブルズのジョーダン&ピッペンに匹敵する名コンビ。伝家の宝刀ピック&ロールは分かっていても止めることが難しく、この2人を中心にチームは97、98年にファイナルまで勝ち進んだ。地元開催となった93年の球宴ではMVPをダブル受賞している。デロンとミルサップは2000年代後半に在籍。前者は6年間で平均17.3点、9.1アシスト、後者は3年目に平均得点を2桁に乗せるなど2巡目47位指名から這い上がり、不動の先発PFに成長を遂げた。現役のゴベアは2年目からローテーション入りを果たすと、4年目にブロック王、18、19年には最優秀守備選手賞を受賞。リーグ屈指のディフェンシブセンターとなった。
 
■ウィザーズ
ガード:ジョン・ウォール(2010)、アール・モンロー(1967)
フォワード:ガス・ジョンソン(1963)、ウォルト・ベラミー(1961)
センター:ウェス・アンセルド(1968)

 先日、ロケッツへの移籍が決まったウォールは10年のドラフト1位でウィザーズ入り。1年目から期待通りの活躍でチームを牽引し、通算5282アシストと976スティールは球団1位となっている。ベラミーは62年の新人王で、ルーキーイヤーから4年連続でオールスターに出場。63年に入団した万能戦士のジョンソンとともにインサイドを制圧した。“ブラック・ジーザス”ことモンローは得点力に長け、69年にはリーグ2位の平均25.8点を稼いだ。69年に新人王とMVPをダブル受賞したアンセルドは、201㎝とセンターとしては小柄ながらフィジカルを生かしリバウンドを奪い、攻撃では的確なパスで味方の好機を演出。78年にはチームを初優勝に導いた。

■キングス
ガード:オスカー・ロバートソン(1960)、タイニー・アーチボルド(1970)
フォワード:ジャック・トワイマン(1955)、ジェリー・ルーカス(1962)
センター:モーリス・ストークス(1955)

 キングスはチームがシンシナティ(当時のチーム名はロイヤルズ)に本拠地を置いていた時代の選手が名を連ねた。ロバートソンは10年間で平均29.3点、8.5リバウンド、10.3アシストという成績を残し、61-62シーズンにはNBAで初めて平均トリプルダブルを達成。ロバートソンの同僚だったルーカスは、得点とリバウンドでダブルダブルを連発。65年から2年連続で平均20点&20リバウンドを記録している。アーチボルドは72-73シーズンに得点王とアシスト王をダブル受賞。トワイマンとストークスは50年代の主力でオールスターの常連。両者は同じフィラデルフィア出身でコート外でも深い絆を築いた。

構成●ダンクシュート編集部

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