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NBA

「チームとしてすごい引き締まる感じ」八村塁がウエストブルック加入に手応え。2年目シーズンへの意気込み語る

秋山裕之

2020.12.10

 現状で、ウィザーズのスターターはバックコートにウエストブルックとビール、フロントコートに八村とブライアントという4人はほぼ決まっており、スモールフォワード(3番)の座をトロイ・ブラウンJr.やアイザック・ボンガ、ベルターンス、新人のデニ・アブディヤ、ジェローム・ロビンソンの5人で争うことになるのだが、シーズンを通して固定することはないだろうと指揮官は見ている。

「3番は(シーズンを通して)固定されないかもしれないね。チーム状況、選手の状態、それにセカンドユニットの構成にも関係するからね。とにかくチームにとって240分(レギュレーション48分間×コートに立つ5人)ベストなメンバーを組んでいきたい」。

 そんななか、2年連続で先発パワーフォワード(4番)の座を掴んだ八村は「僕もチームとして大きい仕事を4番で、去年からずっと務めてきてて、徐々にチームらしくなってきているので、しっかりと存在感を出して、チームから何を求められているのかをやりながら、自分のプレーをどんどんしていきたいと思います」と意気込む。
 
 そしてウエストブルックがウィザーズにリーダーシップをもたらしていることで、チームの目標は高くなったと八村は言う。

「彼はずっとプレーオフに出ている選手なので、そういうところはあると思うんですけど、僕らとしては、去年もプレーオフを逃しましたし、2年間出ていないので、まずはプレーオフに向けて頑張るということです。いつもコーチも言っているんですけど、どのチームもすぐにはプレーオフのチームにはなっていない。毎日毎日の積み重ねが、プレーオフで勝っていくチームになっていくと思うので、そういうところを意識しながらやっていきたいと思います」。

 今後ウィザーズはプレシーズンゲームを3試合こなし、23日にアウェーでフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの今季開幕戦を迎える。2年目の八村がコート上でどれだけ存在感を見せることができるか、大いに期待したいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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