グリーンは19歳のワイズマンについて「ジェームズはすごく良かったと思うね。彼のエナジーは高かったし、ポジショニングも良かった。ポジショニングや高いエナジーというのは教えて何とかなるものではないからね。それにものすごく質問もしてきた。俺は彼が吸収するスポンジのように思えたよ」と好印象を抱いている。

　ワイズマンも「僕にはものすごいエナジーがある。プレーするのが楽しみで仕方なかったんだ。このチームに自分の全てのエナジーを持ち込んだ。初めての練習は本当にクレイジーなものになったよ。そこでベテランたちから多くのことを学ぶことができた」と振り返っていた。

　今季の予想スターターはステフィン・カリー、アンドリュー・ウィギンズ、ケリー・ウーブレイJr.にグリーン、ワイズマンという布陣。カリーを除く４選手はいずれも７フィート（213㎝）以上のウイングスパンを持ち、216㎝のワイズマンには228.6㎝という長さがある。
  　そのため、グリーンも「俺たちはディフェンス面ですごく良くなると思う。俺がディフェンスにプライドを持っているのは当然。だが俺が言いたいのは、このチームには全てのポジションにおいて長さがあるということ。これは多くのチームを悩ますだろう。だから俺も楽しみなんだ」と新生ウォリアーズに手応えを感じている。

　もちろん、現時点でウォリアーズが昨季の汚名返上に向けて盤石と断言するのは時期尚早。12日のプレシーズン初戦で、カリーは10得点、３アシストを記録したとはいえ、フィールドゴール30.0％（３／10）で、３ポイントも成功率28.6％（２／７）に終わっていた。