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NBA

プレシーズンゲームに初出場したビールがウィザーズの課題を指摘。「オフェンスのスペーシング」「守備面」の問題とは?

秋山裕之

2020.12.18

 特にオフェンスでは立ち上がりのスロースタートが気になるところ。13日のブルックリン・ネッツ戦では20点以上のビハインド、この試合でも前半終了時点で35-58の23点ビハインドを背負い、ウィザーズは前半のフィールドゴールがわずか34.1%に終わっており、レギュラーシーズンでも同様なことが起きたとしても決しておかしくはない。

 プレシーズン2試合を終え、スコット・ブルック・ヘッドコーチも「第1クォーターでもっとしつこさを持ち込んでプレーしていくことが必要だ」と警笛を鳴らしている。
 
 なお、ウィザーズはピストンズ戦後にエキジビット10契約(無保証かつ1年限定でチーム側がオプションを保持するミニマム契約)を結んでいたマーロン・テイラー、ヨーギー・チャイルズ、ケイレブ・ホームズリーを解雇。

 開幕までの時間が限られているなか、ロースターの整備も進めているウィザーズ。このままシーズン初戦を迎えるのではなく、19日のプレシーズン最終戦で一度ベストメンバーを送り出し、コート上における連携も確かめておきたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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