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NBA

選手年俸はどれほど高騰した?30年前はレジェンドクラスも今季の新人と同程度【NBAサラリーランキング・PG番外編】〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.02

 これが10年前、2010-11シーズンのPG年俸ランキングだ。大型契約を結んだ直後に不良債権と化したアリナスはさておき、当時のリーグ2大PGだったポール&デロンですらキャリア6年目で1494万ドルと、現代の感覚で考えるとチーム財政に優しいサラリーに思えてしまう。これは今季に当てはめるとリーグ全体80位(ウィザーズのダービス・ベルターンスと同等/約1500万ドル)、さらに同じプロ年数のカール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ/約2947万ドル)と比較しても、この10年で選手年俸がどれだけ高騰しているかがわかるだろう。
 
■2000-01シーズン ポイントガード年俸ランキング
1位:ゲイリー・ペイトン(ソニックス・現サンダー/全体13位)約1220万ドル/12億8095万円
2位:ティム・ハーダウェイ(ヒート/全体14位タイ)約1200万ドル/12億5995万円
3位:デイモン・スタッダマイアー(ブレイザーズ/全体17位タイ)約1125万ドル/11億8121万円
4位:ジョン・ストックトン(ジャズ/全体19位タイ)約1100万ドル/11億5496万円
5位:ステフォン・マーブリー(ネッツ/全体23位タイ)約1013万ドル/10億6361万円
6位:ロッド・ストリックランド(ウィザーズ/全体34位タイ)約1000万ドル/10億4996万円
7位:ニック・ヴァン・エクセル(ナゲッツ/全体42位)約920万ドル/9億6596万円
8位:テレル・ブランドン(ウルブズ/全体50位)約833万ドル/8億7462万円
9位:エイブリー・ジョンソン(スパーズ/全体55位タイ)約800万ドル/8億3997万円
10位:ジェイソン・キッド(サンズ/全体59位)約768万ドル/8億637万円

 2000-01シーズンのサラリー事情を見てみると、2010~20年に比べれば緩やかだが、やはり年俸相場は上昇している。トップのペイトンも、今季で言えばリーグ全体100位以内にも入っていない(キャバリアーズのトーリアン・プリンスと同等/1225万ドル、全体102位)。また、アレン・アイバーソン(シクサーズ/約1013万ドル)、アンファニー・ハーダウェイ(サンズ/約1013万ドル)は当時主にシューティングガードとしてプレーしていたため除外している。
 
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