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NBA

選手年俸はどれほど高騰した?30年前はレジェンドクラスも今季の新人と同程度【NBAサラリーランキング・PG番外編】〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.02

■1990-91シーズン ポイントガード年俸ランキング
1位:アイザイア・トーマス(ピストンズ/全体6位)約272万ドル/2億8559万円
2位:マジック・ジョンソン(レイカーズ/全体11位)約240万ドル/2億5199万円
3位タイ:テリー・ポーター(ブレイザーズ/全体23位タイ)約200万ドル/2億999万円
3位タイ:ジョン・ストックトン(ジャズ/全体23位タイ)約200万ドル/2億999万円
5位:マーク・ジャクソン(ニックス/全体32位)約179万ドル/1億8794万円
6位:ケビン・ジョンソン(サンズ/全体34位タイ)約175万ドル/1億8374万円
7位:ゲイリー・ペイトン(ソニックス・現サンダー/全体39位)約169万ドル/1億7744万円
8位:モックムード・アブドゥル・ラウーフ(ナゲッツ/全体40位)約166万ドル/1億7429万円
9位タイ:デレック・ハーパー(マーベリックス/全体51位タイ)約152万ドル/1億5959万円
9位タイ:ファット・リーバー(マーベリックス/全体51位タイ)約152万ドル/1億5959万円
 
 トーマス、マジック、ストックトン。いくら物価が上昇しているとはいえ、30年前はレジェンドPGたちがいずれも300万ドル以下のサラリーで契約していたのだから、現在の年俸相場がどれほど高騰しているかがわかるはずだ。これは今季で言えばドラフト1巡目中位で指名されたルーキー、もしくはキャリア6年目以降の選手が結べる最低保証年俸と同クラス。また、今季のPG年俸1位のステフィン・カリー(ウォリアーズ/約4301万ドル)はリーグ全体でも1位、10位のカイル・ラウリー(ラプターズ/約3050万ドル)でさえも全体23位に入っていることを考えると、この30年、特に2010-11シーズンからの10年間で、PGの地位が大きく向上したと言えるだろう。

 この30年間でサラリーキャップが約10倍(1990-91/約1187万ドル→2020-21/約1億914万ドル)に跳ね上がったことで、選手年俸も大きく上昇したNBA。次回はシューティングガードのサラリーランキングを見ていきたい。

構成●ダンクシュート編集部

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