ウェイドは決してスリーキングス結成を悔やんでいるわけではない。ただ、エネルギーを違った方向に注いでいれば、2010-11シーズンの結果は違っていたかもしれないと考えているという。
「憎しみは僕たちを間違った方向に駆り立てた。それを正しく方向付けできなかった。憎しみも上手く力に変えられていたら、楽しくプレーできていただろうね。世間の言葉をすべて正面から受け止め過ぎた。僕たちは余裕がなかったし、自分のことは誰も止められないと僕も思っていた」
その翌年から2連覇を果たせた理由としては、世間への“対抗心”は緩和され、レブロン中心のマインドがチームに浸透したことが大きかったとウェイドは振り返る。
「誰がボールを持つとか、シュートを打つとか、心配事がなくなった。晴れて自由になったんだ。レブロンがマイアミに来た時、そこはD-WADE(ウェイド)の管轄下だった。でも、2年目は『レブロン、君がベストだ。チャンピオンシップのために僕たちをリードしてくれ』とクリアになったのさ」
ヒートの“スリーキングス”は万人に愛されたわけではなかった。それでも彼らがNBA史に残るポテンシャルとファンタジー性を備えていたことに疑いの余地はないだろう。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】36歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
「憎しみは僕たちを間違った方向に駆り立てた。それを正しく方向付けできなかった。憎しみも上手く力に変えられていたら、楽しくプレーできていただろうね。世間の言葉をすべて正面から受け止め過ぎた。僕たちは余裕がなかったし、自分のことは誰も止められないと僕も思っていた」
その翌年から2連覇を果たせた理由としては、世間への“対抗心”は緩和され、レブロン中心のマインドがチームに浸透したことが大きかったとウェイドは振り返る。
「誰がボールを持つとか、シュートを打つとか、心配事がなくなった。晴れて自由になったんだ。レブロンがマイアミに来た時、そこはD-WADE(ウェイド)の管轄下だった。でも、2年目は『レブロン、君がベストだ。チャンピオンシップのために僕たちをリードしてくれ』とクリアになったのさ」
ヒートの“スリーキングス”は万人に愛されたわけではなかった。それでも彼らがNBA史に残るポテンシャルとファンタジー性を備えていたことに疑いの余地はないだろう。
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