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NBA

ピアースが孤軍奮闘のビールに同情「俺も同じ状況だったから、彼のフラストレーションは理解している」〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.11

「俺はトレードも覚悟するほど我慢の限界にあった。その翌年、ケビン(ガーネット)とレイ(アレン)がやってきた。ウィザーズがそういった補強に動けるのかは分からないが、ビールのフラストレーションは理解している。ウィザーズがシーズン終了まで何もできないのなら、ビールをトレードして若い逸材を手にすることを提案する。少なくともビールに強豪チームでベストプレーヤーとして認められるチャンスを与えたい」

 当時のセルティックスはシーズン終了後、ドラフト5位指名権(ジェフ・グリーン)、ウォーリー・ザービアック、デロンテ・ウエストを放出してレイ・アレンを獲得。さらに、ジェファーソンや複数のドラフト指名権を駒にケビン・ガーネットを迎え入れ、ピアースを含めて強力な“ビッグ3”を完成させた。レギュラーシーズンでリーグ最高勝率(66勝16敗)をマークしてプレーオフに進出し、コビー・ブライアント擁するロサンゼルス・レイカーズを撃破して見事に優勝を果たしている。
 
 ピアースとともに番組に出演した元NBA選手で、17年にゴールデンステイト・ウォリアーズで優勝を経験しているマット・バーンズも、「ビールをハッピーにするためには、正直トレードするしかないと思う。チャンピオンシップを争えるチームで全盛期を謳歌するという意味でね。ウィザーズは選手たちが全員健康だったとしても、スーパーなチームではないからね」とエースのトレードを推奨している。

 常々フランチャイズへの忠誠心を強調してきたビールだが、そのキャリアをウィザーズで終えることになるのだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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