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NBA

渡邊雄太はカルーソやロビンソンに続けるか?米メディアが“最高の2WAY契約選手”TOP10を発表!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.04.28

カルーソ(左)とロビンソン(右)は2WAY契約から這い上がり、今ではチームに不可欠な選手となった。(C)Getty Images

カルーソ(左)とロビンソン(右)は2WAY契約から這い上がり、今ではチームに不可欠な選手となった。(C)Getty Images

■『Hoops Hype』による2WAY契約から成功を収めた選手TOP10
5位:アレックス・カルーソ(レイカーズ/27歳)
4位:モンテ・モリス(ナゲッツ/25歳)
3位:クリス・ブーシェ(ラプターズ/28歳)
2位:ルージェンツ・ドート(サンダー/22歳)
1位:ダンカン・ロビンソン(ヒート/27歳)

 カルーソは2年間の2WAY契約期間を経て、19年にレイカーズと本契約。攻守でエネルギッシュなプレーを見せてレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスら先発陣の負担を軽減し、昨季の優勝に大きく貢献。キャリア4年目の27歳は、個性的なルックスも相まって地元ファンからカルト的人気を誇っている。

 ナゲッツの控えPGモリスは、ルーキーイヤーはわずか3試合の出場も、Gリーグで平均17.8点、6.5アシストと結果を残して本契約にこぎつけた。2年目は全試合に出場し、平均10.4点、3.6アシスト、3ポイント成功率41.4%と覚醒。ミスが少なく、アシスト/ターンオーバー率は2年連続でリーグ2位に入っている。

 18年にウォリアーズ、19年にラプターズで優勝を経験したブーシェだが、当時はガーベッジタイム要員に過ぎなかった。しかし19年2月に本契約を結び、昨季ついにローテーション入り。今季はマルク・ガソルらベテランビッグマンが退団した影響でさらに出番が増え、ここまで平均13.6点、6.7リバウンド、リーグ5位の1.9ブロックと大きな躍進を遂げた。
 
 19年7月にサンダーと2WAY契約を結んだドートは、タフなディフェンスを武器にシーズン途中からスタメンを任され、昨年6月に4年540万ドルの契約をゲット。ロケッツとのプレーオフ1回戦ではジェームズ・ハーデン相手に好守備を披露し、最終戦では30得点と攻撃でも大暴れ。2年目の今季は昨季から平均得点を倍増(6.8→14.2)させるなど、さらにレベルアップしている。

 元2WAY契約者で最大の出世株はヒートのロビンソンだ。1年目の18-19シーズンは15試合で平均3.3点、3ポイント成功率28.6%に終わったが、本契約を結んだ昨季に73試合(先発68試合)で13.5点、3ポイント44.6%と大ブレイク。レイカーズとのファイナル第5戦では7本の長距離砲を含む26得点と、大舞台でも勝負強さを見せつけた。26歳のピュアシューターの今季の年俸は166万ドル。フリーエージェントになる今オフの年俸アップは間違いないだろう。

 彼らはシュート力やディフェンスなど、ひとつの部門に秀でた職人タイプが多いのが特徴だ。先日ラプターズと本契約を結んだ渡邊雄太は、数年後、このランキングに名を連ねることができるか注目したい。

構成●ダンクシュート編集部

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