ガルバが一躍名を上げたのは、2016年にポーランドで行なわれたU16欧州選手権だ。当時14歳ながら、リトアニアと対戦した決勝戦では15得点、11リバウンド、そしてなんと10ブロックでのトリプルダブルを記録し、スペインの優勝に貢献。大会を通じて平均16.3点、12.4 リバウンド、 2.0 アシスト、1.9 スティール、2.9ブロックという数字を叩き出し、大会MVPにも選出された。アンダーエイジで出場した選手が、大陸選手権で大会MVPになったのは史上初のことだ。
その後も彼の成長は、最年少記録の更新とともにある。17歳でレアルのシニアチームに正式に昇格した彼は、それまで最年少だったドンチッチよりも若い17歳6か月で先発出場を果たし、13得点、10リバウンドのダブルダブル。リバウンド10本超えも、ACBリーグで歴代最年少記録となった。
レアル・マドリーのU18チームとリザーブチームで実戦経験を積みながら、シニアチームに徐々に同化し開花していった成長過程は、まさにドンチッチの足跡を辿っている。ドンチッチは16歳だった14-15シーズン、2002-03シーズンに創設されたユーロリーグのU18版であるアディダス・ネクストジェネレーショントーナメント(ANGT)で、レアル・マドリーを初優勝に導いた。
そして4年後の2018-19シーズン、ガルバはレアルに2度目の優勝をもたらす。決勝トーナメント進出を決める地区決勝戦のマッカビ・テルアビブ戦では、チームハイの22得点、9リバウンドをマークし、96-58でレアルが圧勝。地区大会MVPにも選出された。ちなみに対戦相手のマッカビを引っ張ったのは、現在ワシントン・ウィザーズで八村塁のチームメイトとなっている、ルーキーのデニ・アブディヤだ。
“ポスト○○”“○○の再来”……。このようにばかり囃し立てられるのは、本人にとってはあまり嬉しくないことかもしれない。しかしもうひとつ、スペインでは避けられないものがある。それは『ポスト・ガソル』(パウ・ガソル/無所属、マルク・ガソル/現ロサンゼルス・レイカーズ)の期待だ。
その後も彼の成長は、最年少記録の更新とともにある。17歳でレアルのシニアチームに正式に昇格した彼は、それまで最年少だったドンチッチよりも若い17歳6か月で先発出場を果たし、13得点、10リバウンドのダブルダブル。リバウンド10本超えも、ACBリーグで歴代最年少記録となった。
レアル・マドリーのU18チームとリザーブチームで実戦経験を積みながら、シニアチームに徐々に同化し開花していった成長過程は、まさにドンチッチの足跡を辿っている。ドンチッチは16歳だった14-15シーズン、2002-03シーズンに創設されたユーロリーグのU18版であるアディダス・ネクストジェネレーショントーナメント(ANGT)で、レアル・マドリーを初優勝に導いた。
そして4年後の2018-19シーズン、ガルバはレアルに2度目の優勝をもたらす。決勝トーナメント進出を決める地区決勝戦のマッカビ・テルアビブ戦では、チームハイの22得点、9リバウンドをマークし、96-58でレアルが圧勝。地区大会MVPにも選出された。ちなみに対戦相手のマッカビを引っ張ったのは、現在ワシントン・ウィザーズで八村塁のチームメイトとなっている、ルーキーのデニ・アブディヤだ。
“ポスト○○”“○○の再来”……。このようにばかり囃し立てられるのは、本人にとってはあまり嬉しくないことかもしれない。しかしもうひとつ、スペインでは避けられないものがある。それは『ポスト・ガソル』(パウ・ガソル/無所属、マルク・ガソル/現ロサンゼルス・レイカーズ)の期待だ。
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